目次
このブログは 現在57歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。
の後には母親である私の投稿。
の後には息子である僕の投稿です。
こんにちは。
今回は子供の習い事について書いてみますね。
子供が「やってみたい!」って言いだしたら何を基準におけいこ先を決めますか?
習い事はその習っている事はもちろんなんですが、それ以外のメリットがめちゃくちゃたくさん。
月謝分以上に学べる事が多くて、コスパ最強です。
コスパを最大限にしたいなら、習い事は近所ではなく少し違う地域で少し違うお友達と出会える所をお勧めします。
子供の習い事といえば無数にありますね。
塾はもちろん語学などお勉強系
柔道や野球、サッカー、体操などの体育系
書道や茶道、華道など作法系
プログラミングなどのIT系
ピアノやコーラスなどの音楽系
保育園のベテラン先生が
小さい頃に体を使うおけいこ事はどんどんさせると良いよ、いくつになっても体が覚えてるからね。
と話されていた事がずっと頭に残ってます。
基本、やりたい!と言った事は、金銭的と物理的に可能ならさせてあげたいという考えだったので、うちの息子達は多種多様です。
習い事をたくさんしていて、ほぼ休みのなかった小学校低学年時代。
僕がやりたい!といったことはほとんどやらせてもらえました。
僕自身好奇心旺盛で、何でもやりたいと言うタイプなのでそれはもう忙しい毎日。
しかし、やらせてもらえる代わりに、親にいつも言われていたのは、

やるのはいいけど簡単に辞めたらあかんよ!
でした。
やるのはいいけど簡単には辞めれない。
始めは、

分かってるよ!辞めへんもん!
と意気込んでいましたが、飽きっぽい性格のせいもあり、辞めたいものもすごく多かったです。
しかし、最初の約束があるためなかなか辞めさせてもらえなかったのを覚えています。
ただ、スイミングは階級があり、ここまで行けば辞めていいよ、
という辞めるための条件もありました。
途中で辞めたくなったので辞めるために必死で努力しました。
今思えば、親からすれば思うツボというかなんというか…
子供の扱いが上手いこと…
命を守る手段としては必要だと思っていたし、体験してみた後やりたいと言ったので最初の習い事はスイミング。
2人一緒に通い始めました。
この先は選手コース、というところまで進級したので辞めました。
私、覚えてないのですが長男が言うには

溺れた時、泳げんかったら死んでまうし助けられへんで
と私が言ったそう。
ハハハ、覚えてない( ̄▽ ̄;)
サラッと言ったであろう言葉、子供って覚えてるんですね。

その言葉めっちゃ覚えてる~
もううちは手遅れだけど、皆さんは子供に言った何気ない一言、ずっと覚えてますよ、気をつけて下さいね。
次男が小学2年生の時にサッカーがしたいと。
留守番させるのもなんだし、運動不足解消がてら小学生の間だけ、長男も一緒に入れてました。
学校の放課後、活発に活動している学校のサッカークラブがあったのですが、他のクラブもちょっと探してみました(理由は後で)。
少し遠くて同じ学校のお友達は誰もいないし、送り迎えが必要でしたが、とても自由で保護者の口出し禁止の個性的なクラブ。
初めて出会う年齢も幅広い他校の子供達、小学2年生の次男が最年少で上は中学3年生。
ただ、このサッカークラブで長男は俺、スポーツ向いてへんって事に気づいたそうです、そりゃよかった(^^)
だいたいは中学生から入部する子供達が多いので、小2から通ってる次男は中学卒業まで8年間、クラブの中で最長記録でした。
これは長男が4年生から3年間。
ありがたい事に近所に乗馬施設があり、市内の小学生は格安で通えるクラブでした。
世間一般では、ちょっとハイソなおけいこ事ですが、市内の小学生限定でリーズナブルに通えました。
やっぱり生き物との触れ合いって癒されるのでしょうか、とても楽しく通っていました。
レッスンの時、乗せてもらう馬は特に決まっていなくて、いろんな馬に乗せてもらえます。
馬の中には、言うことを聞かない馬、かみつく馬、素直に動いてくれる馬があるみたいで、やっぱり相性ってあるのかな?
そんな中、お気に入りだった馬が、突然亡くなってしまうという事もありました。
長男の10年間の人生で身内に不幸があった事がなく、人ではないにしろ身近な命が亡くなるという初めての悲しい経験。
いろいろ思う事、あったようです。
でも、習い事の中で乗馬が一番楽しかった、ただただ楽しかったと長男。
今は日曜日の競馬中継、必ず見てるそうです……
そりゃ競馬も馬やけど…(-_-;)
長男が何をみて興味を持ったのか?
6年生になった頃

お茶、習いたい
ん?
茶道?
いろいろ調べてみると、近くの生協で月1回だけの教室が見つかりました。
ちょうどいい回数(^^)
6年生の1年間、教室に男の子は長男一人だけ(まっ、そりゃそうよね ^^;)
こんな世界があるんや、いい経験になったと言ってます。
中学からは部活が忙しく、習い事は全て辞めましたが、どれも良い経験になったようです。
仲良しのお友達に誘われて、学校が練習場所のチームに1年生の時入りました。
よくあるお父さんコーチが主として運営しているチームでした。
小さな子のユニフォーム姿可愛いかった。
これも近所のお友達が剣道をしていたので、やってみたいと言いだし1年生の冬に始めました。
3年生になった頃、防具一式を揃えなければならなくなった(結構な金額)タイミングで、このままずっと続けていきたいのかどうかを聞き、退会することになりました。
この時点でお分かりだと思いますが、次男はやりすぎ!大忙しです。
毎日何かしらの習い事がありました。
それでも低学年の内はどこもゆるい感じだったので3年生まで並行して通えました。
ところが4年生になるとどのクラブも練習時間が長くなり、試合のメンバーとして土日に活動する事などが増え、掛け持ちは限界、本人が選んだのはサッカー。
その後、中学3年生の時、塾へ。
数々の習い事をしてきましたが、習い事の中で1番思い出のあるものは中学3年の塾です。
母からすると、運動系ばかりだった僕のこの回答は意外かも。

マジで?でもさぼったりしてたよね?めちゃくちゃ意外やねんけど…..
それまで反抗期で勉強もろくにしていなかったし、授業に参加することがなかったりと、勉強というものから遠ざかっていました。
そんな僕が普通の塾に入ったところでついていけないし、周りとの差を感じて嫌になっていたかも知れません。
ですが、母が見つけてくれた個人塾。

もちろん先生の事とか通ってるメンバーとかリサーチはしたけど、
ぶっちゃけ決め手は月謝が安かったこと(^^;)
どうせ勉強せえへんねんから、安いとこでいいわって感じm(__)m
同い年の子は全員で5人。学力は同じ程度か僕よりちょっと上ぐらい。
日付が大雑把に決まっているだけで、いつ行っても、何時間いてもいいというアバウトなコンセプト。
先生もなかなかのクセのある人でした。
でも、そんな塾が僕にとってピッタリでした。
おかげさまで成績は上がり、希望の高校に進むことができました。

これはほんとにうれしい誤算やったわ(^^)

誤算なんかい!ちょっとは我が子信じなよ!笑
僕のことを1番分かっている親が選んでくれた塾。
母よ、本当にありがとう。
学校には校区があって(私立は別)選べないですが、習い事は選択できますよね。
私は可能な限り学校のお友達とは別の地域で探してました。
なぜか?
たくさんの人と出会う機会を作ってあげたかったんです。
子供には学校とは違うコミュニティ、必要です。
例えば学校で嫌な事があったら、放課後のクラブでもそれを引きずったりします。
でも、違うコミュニティなら、その日学校であったことなど全く知らない友達、そして学校での自分のキャラクターも全く知らないじゃないですか。
そんなメンバーとサッカーしたり話したりする事で、気持ち、変わりますよね。
ちょっとした事だけど、とても大切。
息子達二人共、高校を選ぶ時に、同じ中学校からは誰も行かない高校を選択する事に戸惑いがなかったのは、こういう経験からだと思います。
知らない人ばかりでも大丈夫!
子供ながらに小さな経験の積み重ねで自信を持ったはずです。
いろんな習い事をして、初めての人と知り合って、そんな中で得たものは、
初めての環境での適応能力
だと思います。

おっ、狙いどうりじゃないの(^^)v
学校とは違うコミュニティに参加し、たくさんの人と出会う機会があること。
子供の頃は、初めての人との関わり方なんてわからないし、馴染めるかな?
なんて不安もあったりしますが、周りの子達も同じ気持ちです。
でも、知らないうちに打ち解け合えちゃうもんなんです。
子供の良さとはこういうところじゃないですかね。

習い事はいろんな意味で違う世界に触れる事ができる大切な機会です。
そういう意味でコスパ最強でしょ(^^)
やりたいと言った事はやらせてみましょう。
でも、親がやらせたい習い事があっても、子供には言わずグッと我慢しましょうね。
やらされてる感が溢れてる子供さん、結構いたりします。

『やらされている』のと『やりたくてしてる』とでは成長速度も大きく変わってくるしね
大人になった息子達が口を揃えて言うのは
習字、習っとけばよかった……..
確かに2人共、社会人としてはかなり残念な文字だよね(ー ー;)
小学生の時、お習字行く?って聞いた時2人共「行けへん!」って言ったよね?
今からでも遅くないぞ〜( ̄∇ ̄)