【子供のほめ方がわからない!】子供側がしてほしかった事。

子供のほめ方

このブログは 現在57歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育て親育てに関して、親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。

の後には母親である私の投稿。

次男

の後には息子である僕の投稿です。

皆さんは上手にお子様をほめることできていますか?

今回は、ほめて育てる事の難しさ、私なりのほめて育てるについての話。

ほめるって難しい

勉強ができる子に育てるには、机はリビングに置きましょうなんてのは、すぐ実践できたりしますが、良い子を育てるには褒めて育てましょうなんて言われても感情的な事って難しいですよね。

ほめて育てるを、あなたは実践していますか?

私、ほめるのが苦手だったんです。

心の底から本当にすごいね!偉い!と思えれば簡単に言葉にできるんです。

日常生活で、少しでも良いところを見つけて、ほめてあげればいいのは分かってるのですが、ちょっとの事をおだてる感じで、大げさにほめようとすると、言葉が出てこなかったり、不自然な笑い顔になったりしてしまいます。

なにより、本心から思っていない事を言うことが苦手です

息子達は私に褒められた記憶ってほとんどないんじゃないかな?

なので、今でもお世辞や社交辞令も苦手なんです、もういい年なのに、ダメですよね(ー ー;)

次男

母には申し訳ない気持ちもありますが正直に言うと、

全く褒められた覚えがない笑

母

やっぱりそうだったんだ…….(-_-;)

褒められたことはあるとは思いますが、記憶に全くありません。

というのも、僕自信あまり功績を残していないのもありますし、頭を撫でられて褒められたことなんて皆無です。

僕の性格上、褒められて伸びるタイプではなく、叱られて伸びるタイプだったと思うので、その辺を母はわかってたのかな??

僕と母のやりとり

僕が母と話している時よく、

僕

〇〇やってん!すごくない!?

母

ええー!すごいやん!

僕

そうやろー!

のようなやり取りが多かったです。

今でもこのような同じやりとりはよくあります。

ただのその後に、

母

いやでも、これはこうした方がよかったんじゃない?

僕

あーそれもありやったかなぁ

に繋がることが多々。

褒められているという感覚はありませんでした笑

褒められた記憶がないとは言いましたが、思い出すともしかしたらあれは褒められてた?

うちの場合ほめるというものがこのようなものだったのかも。

ほめられずに育った私

どうしてほめるのが苦手なのか?

一つ確実な事があります。

私自身、親にほめられた記憶が全くないんです。

次男
次男

孫である僕はよく褒められた記憶あるなぁ

まっ、ほめられるような事が、何もなかったのかも知れませんけどね(ー ー;)

私が小学校5年生のマラソン大会で3位になった事がありました。

私はめちゃくちゃ嬉しくて、家に帰って報告しました。

でも、父親に『1番じゃないと』と言われたんです。

別にほめられたかった訳ではなかったんだと思うんですが、ショックだったのは覚えてます。

それはあんまりじゃないのぉ〜 

と今でも思いますよ。

だから、出来るだけ息子達をほめてあげたい思いは強かったんですけどね。

ほめることの弊害

ほめて育てるがとてもいい事なのは理解できるのですが、何でもかんでもほめるのはちょっと違うのではないでしょうか?

ほめられる事でどんどん向上していく事もあるでしょうが、逆に満足してそこで止まったりしてしまうのではないのかな?

わかりやすく言うと、勘違いしちゃうんじゃないかな?

だって現実は厳しいものです。

子供の世界は小さな世界、井の中の蛙です。

私達の世代は、小学校1学年40人が5クラス、中学校40人が14クラスあったんです。

仮に親にほめられたとしても、比較対象人数が多く、自分のレベルがどれぐらいなのかが嫌でもわかるので、ほめられるに値する事か否かがわかってしまいます。

うちのように少子化が進んでいる地域では、小学校で2クラス、中学校で3クラス。

子供少ないんです、子供の為にと思って引っ越してきましたが、そこだけはデメリットでした。

なので、結果をめるのではなく、過程をほめるんです。

結果は運もあったりするけど、過程は紛れもなく事実ですよね。

ほめて育てるは正解だけど、ほめ方を間違えない事が何より重要です。

次男

以前こちらの記事に記したことがある思春期の子供サイドから見た希望の接し方についてですが、

  • 聞いてよかったところと悪かったところを指摘

という項目を挙げさせていただきました。

これを褒め方の視点で考えると、

  • よかった過程を褒めてあげ、その結果に至った原因を模索して解決法を提案

となります。

結果を褒めるだけでは子供は満足するだけですよね。

でも褒めた親の気持ちとしては、次も頑張ってね!という気持ちが大きいんじゃないでしょうか。

そこまで汲み取って考えることができる子供はそうそう居ません。

なので良い結果にしろ、悪い結果にしろ次に繋がる褒め方をしてあげてください。

先ほど話した通り僕の母は、まだまだやなぁ〜これこうした方がもっと良かったんちゃう〜?とよく言ってた記憶があります。

当時の僕は、なるほどねぇ〜程度で聞いてましたが、そのなるほどねぇ〜ってすごく大事ですよね。

それを活かせるかは分かりませんが、成功と失敗』を『反省と改善』に繋げることが褒めることの本質かと思います。

今の僕だからこその褒め方

社会に出て7年と少しが経ち、後輩という存在も少しづつ増えてきました。

教えられる立場から教える立場に変わりました。

相手は子供ではなく準大人とでも言いましょうか。

相手が子供ではなくても、よく出来た時の褒め方ってあまり変わらないんですよね。

もちろん言葉遣いは変わりますが、何を褒めて、何を伝え、今後にどう活かすかという点においては全く変わりません。

つまり、褒めるって言い方は色々あれど着地点は同じだと僕は思います。

母によく言われた、こうした方が良かったんじゃない?は本質をついていたなぁと。

そこまで母は考えていたのか定かではありませんが、ただ褒めるのではなく、褒めた先のことを考えること。

もし今まで褒めることだけで終わっていたのであれば、是非とも褒め方を改めて考えてみてください。

そこには成長に繋がるたくさんの褒め方があるのではないでしょうか。

さいごに

やっぱり、ほめられた思い出あんまりなかったんだな。

苦手なりにも、努力はしたんだけど……(-_-;)

伝わってなかったね、ごめんなさい。

ホント、苦手だったから。

息子達まで、ほめるのが苦手な親になってしまうかもと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

でも、結果ではなく過程をほめる点は伝わっていた様で良かった。

人と比べてほめたり、1番だったね、など結果だけをほめたりはやめて、

その結果をだした過程

我慢した事

努力し続けた事をしっかりほめてあげてくださいね。

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