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このブログは 現在57歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。
の後には母親である私の投稿。
の後には息子である僕の投稿です。
こんにちは。
今回は子供がストレスを感じている時に体に現れるサインについて。
うちの長男は難聴、次男はおねしょでした。
長男はもともと鼻炎がひどく3歳頃から耳鼻科にしょっちゅう通っていました。
子供って急に聞こえなくなるわけではないし、うちの場合左の耳だけだったので難聴だと気付く事は難しいです。
幸いかかりつけの耳鼻科の先生が聴力も定期的にチェックしてくれていたおかげで、聴力が落ち始めた事にすぐ気付けました。
鼻水が溜まって中耳炎になるを繰り返していたので、そこに原因があると思っていたんです。
ところが、いろんな検査をしたり耳の状態から見て、聴力の低下度合いがどうも腑に落ちないとずっと先生は言っていました。
その後定期的に経過を見ていただいていました。
幼稚園の年長が終わりに近づいた頃、耳鼻科の先生が

幼稚園は楽しく行ってますか?
行きたくないとか言ってませんか?
と質問してきたんです。
行きたがらない事はなかったんですが、私的にちょっと幼稚園の先生に対してあまり良い印象がありませんでした。
実際、保護者から園長先生へ苦情が寄せられたり、中には幼稚園の先生に直接苦情を言われてる保護者もいたりと、ゴタゴタした感じではありました。
春になり小学校に上がってから検査した時には、今までの検査結果が嘘の様に正常に。
耳鼻科の先生曰く

心因性難聴でしたね、子供にはよくあるんです。
難聴はストレスが原因です、もう大丈夫ですよ。
と、言っていただきホッとしました。
口や態度には出ていなくても、小さな心にストレスを抱えていたんだと思うと、気づいてあげられなくて申し訳なく思いました。
うちの息子達はオムツが取れてからありがたい事におねしょをしなかったんです。
ところが、次男が小学校2年生になって夏ぐらいから毎日おねしょするように。
初めは寝る前に水分取りすぎたのかな?
ちょっと冷えたのかな?
などと原因を探りましたが、どうもその辺が原因ではなさそう。
次男は少年野球をしていたんですが、夏に1泊2日で野外活動センターにお泊りすることがありました。
おねしょの事が心配でしたが、大丈夫でした。
実家にお泊りした時も大丈夫。
うちにいるときだけだし、もしかして学校が原因?
2年生の担任はヒステリックな女の先生で、うちの次男はかなりストレスを感じていると分かっていました。
先生からもしょっちゅう電話があり、次男の態度にかなりご立腹の様子。
これはダメな事なんですが………ほんとにダメなことなんです(>_<)
選挙ポスターに落書きをした事がありました。
校門を出た所に選挙ポスターが貼ってあるんですが、書いてしまったんですよお友達と一緒に。
落書きの定番、額に肉や鼻に鼻毛(-_-;)
その時この担任が電話をしてきて

お母さん、これは犯罪ですよ、いたずらでは済みませんよ。
と、ものすごい剣幕。
さすがにこの時は平謝りです(-_-;)
ダメな事は分かっているし、ちゃんと叱りましたよ。

めっちゃ怒られたのは覚えているけど、何が悪いかってはっきり理解はできんかったなぁ
でもね、どう思いますか?この言い方。
法律なんて知らない小学2年生がしたいたずら。
子供に対する愛情が微塵も感じられないと思いませんか?
長男の時の難聴の経験から
おねしょの原因はストレスかも
と思いました。
前述にあります通り、恥ずかしながら小学2年生の夏ごろからおねしょをするようになりました。
小学生ということもあり、恥ずかしいことだという自覚はありましたが、どう気を付けても治りませんでした。
自分では原因が分からず。
おねしょが原因で友達の家にお泊りに行くことも、クラブ活動での合宿などがすごく嫌でした。
そりゃあ家で恥ずかしいと感じていることを、友達の前でするわけにはいきませんよね。
後から分かった原因としては、学校でのストレスが原因だと前述にもわかる通り。
しかし当時の僕は、学校が嫌なわけではなかったし先生が嫌いという思いはありませんでした。
子供の分からないことに気づけるというのは、親しか分からない事なのかも・・・
おねしょするのがほぼ毎日なので、朝起きてきたら

お尻洗うよ~
と言っておねしょに罪悪感を持たせない様に接していました。
悪い事じゃないんですから、たまにおねしょをしなかった時に「えらかったね」とほめたりしませんでした。
おねしょしない⇒えらい! おねしょする⇒えらくない
と思わせるかもしれないからです。

今日は濡れてないからお尻洗わなくていいね
とさらっと流す感じで。

この母の行動が自分自身で考えれるようになったのかも?
毎日のシーツ洗いとお布団干しはそれなりに大変でしたが、子供が感じているストレスに比べればこれぐらいへっちゃらですよ。
2年生も終わりに近づいた頃、3年生も担任となるとストレスが続きおねしょぐらいじゃ済まなくなるのではと、教頭先生にストレスが原因のおねしょが毎日続いているので、担任の持ち上がりはやめて欲しいとお願いしていました。
そして3年生になって担任が変わった途端におねしょはぴたっとなくなりました。
やっぱりな…….
小さな子供のうちはストレスを感じていることをなかなか表現できないからこそ、体調に変化をきたしたりおねしょが続いたりするんですね。
うちの場合はどっちも担任の先生がストレスの原因。
小学生でも3年生ぐらいになると先生に対する不満なども口に出せるし、友達同士とそんな話もできるようになり知らないうちにストレスが軽減されてたりするんでしょう。
私は以前の投稿で先生に対して納得いかない事は言うスタンスだと書いてますが、まだ子供が小さい時は直接先生に言う事はグッと我慢していました。
なぜなら、子供の言い分と先生の言い分が違う時、子供が小さいと先生の言ってる事の方が信用される、つまり先生のやりたい放題になる気がしていました。

子供を人質に取られているようなもんやから、先生に言いたい事全部言ったら、先生にいじめられる可能性あるやん。
学校で起きた事って本当の事は先生にしかわからへんし、都合の良い様に言われるだけや。
と言ってたお母さんがいました。
言い方は荒っぽいけど、先生に対して信用がなかった当時の私はホントその通りだと。
正直言って、この時のヒステリックな先生の事は、今でも恨んでいます(^^;)
子供の体調の変化に対して病院で原因が見当たらない時は、ストレスが原因かもしれません。
子供自身では感じなかったり、分からなかったストレスの原因に気づけるのは親しかいません。
特に幼いと感情を言葉に表現するのが難しかったりするので、子供発信からは特に少ないかもしれません。
気を付けるポイントは、
・いつもと違う行動
・些細な発言
・急な体調不良の多発
・学年が上がったりするときの環境の変化
これらが子供の変化の原因なのかもしれないので、こういうタイミングは特にアンテナを張るべきですね。
唯一気づくことができ、ケアしてあげることができる親の行動は、子供にとってすごく重要なことだと理解していただけたら幸いです。