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このブログは 現在57歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。
の後には母親である私の投稿。
の後には息子である僕の投稿です。
こんにちは。
今回は熟年離婚について。
先日、雨上がり決死隊の解散の時に「熟年離婚みたいなもんや」と言ってましたが、そんな明るいものではありません。
また、熟年離婚はだいたい女性から言い出す事が多いような気がしませんか?
結婚して30年以上経ち孫もいたりする友人達の中には
- 熟年離婚に向けて別居をした人。
- 熟年離婚したいけど、財産のこと考えたら離婚はせずに別居するわと言って着々と準備をしてる人。
- 子供達がみんな独立したら離婚すると決めている人。
ちらほらいるんです。
結婚して子供が産まれて家族になります。
とりあえずは家族となるけれど
子はかすがい
と言う言葉通り、子育て中は特に気になっていなかったけど、子供達が自立して家を出てしまった後の夫婦2人の生活を考えた時に
無理!
と感じている主婦は結構いるんですよ。
それが直接離婚につながるかと言えばそうではないんですが、そうなってしまう事もあるのは事実です。

両親が離婚した友人曰く、その雰囲気は子供も地味に気づくみたいやな
3人の子がいる私の友人は、3番目の子が中学2年生の時に家を出ました。
新婚当初からモラハラ発言が多く、嫁に厳しく自分に甘いモラハラ夫で、かなりのストレスを受けていたんです。
それでも、末っ子が大学卒業まで我慢する覚悟でいたんですが、その末っ子の娘さんが

お母さん、もう我慢せんでええよ、離婚したらええねん
と言ってくれた事で一気に気持ちが切れたと言ってました。
友人に離婚の相談を持ちかけられた時に

なんでも協力するからとりあえず家出よう
と言って背中を押しました。
とにかく言葉の暴力が酷かったモラハラ夫。
どうか心が壊れる前に離れて欲しいという思いをずっと胸に秘めていた私は友人の決断にホッとしました。
私、この様な相談事を持ちかけられる事が多いんです。

俺自身も恋愛相談結構受けるタイプやわ
というか、それほど離婚か別居を考えている主婦が多いと言う事。
離婚したいと思った時に気がかりな事
子供の事
お金の事
仕事の事
そんな中でも、しっかりフルタイムで働いてる人は金銭的に余裕もあるのか離婚の決断が早いんです。
気がかりなことは子供の事だけですしね。
私の友人は専業主婦だったので、離婚のハードルはかなり高め。
友人は高校の同級生、実家は経済的余裕がある事を知っていました。

実家にちょっと助けてもらったら?
結婚28年、娘の決断を反対する親はいないよ
と助言をしました。
予想通り、父親が金銭的に協力してくれ、無事新しい生活を始められる事が出来ました。
離婚を考えている友人達の共通点がひとつあります。
離婚を考えてる事をさとられない様に日々生活している事です。
これを読んでゾッとしている人、いませんか?
実際、友人は家を出るまでごく普通に生活をしながら、家探しをしたり家電を揃えたりと着々と準備していました。
そして全ての準備が整ってから、モラハラ夫が朝出勤した後に手紙を置いて荷物を持ち出し家を出ました。
上の子供2人は大学生と社会人だったので置いて(もちろん事前に子供達と相談して了解を得ています)、末っ子の荷物と共に。
お母さんが家を出る準備をしている事をお父さんに秘密にしてくれていた子供達、偉いです。
そのモラハラ夫は
気が済んだら帰ってくるだろう
と思っていたそうで、奥さんが家を出るなんて夢にも思っていなかった様子。
専業主婦がどれだけの不安と覚悟をして家を出たかなど想像つかないんでしょうね。
呆れてしまいました、自分のしてきた事に申し訳なかったとこれっぽっちも思っていなかったんだなと思うと、ホント離婚して良かったよ~と思います。
近くに家を借りていることは書いたけど、最初は具体的な住所は教えなかったそうです。
しばらくは話をすることも怖くて仕方がなかったと。
今はフルタイムで仕事をしながら、金銭的に裕福ではないけど気持ちが豊かな生活をしています。
離婚して本当に良かったと言って生き生きしてる友人を見ると、あの時背中を押して良かったなと。
コロナが落ち着いたので、結婚してる時はほとんど友人との外出すら許してもらえなかったので、やっとおばちゃん2人のキャンプに今月行く事になりました。

結婚もしていなければ子供もいない僕としては母の、
『離婚を考えてる事をさとられない様に日々生活している事です。 』
という部分にはたしかにね・・・となんだか納得したところがありました。
なぜ納得したのかと言いますと、男としての考えでは、
離婚するはずがない
と思っている旦那さんが多いように思うからです。
そう思っているということは、自分に非があること、奥さんが我慢していることなど全く考えもしないということ。

その通り!!!
ひどい例としては、離婚して困るのは奥さんの方だと思っている人も中に入るんじゃないかなと思います。

マジでいてるよ、そんな旦那さん
結婚生活とは、僕の中では二人三脚で歩むものだと思っているためそんな傲慢な考えになる意味が分かりません。
もしそんな傲慢な考え方をしている方がこの記事を読んでいるのであれば、ぜひとも考えを改め直してください。
もう遅いかもしれませんが・・・。
ちなみに僕の一番嫌いな言葉は、
「生活出来ているのは俺のおかげだぞ!」です笑

俺のお金で生活できてるんやとか言ってる旦那さん、最低!!!
でもいてる~(>_<)
離婚を考えるきっかけはそれぞれなんですが、やっぱり旦那さんとの関係になんの希望も見出せないよう。
夫婦2人で過ごす老後に前向きな気持ちになれないんです。
その原因は、結婚した日から今日までに感じた小さな小さな違和感。
何気ない一言や態度が積もり積もった結果。
このブログを読んでいただいている皆さんは、たぶん子育て中の方が多いんではないでしょうか?
私もそうでしたが、子育てまっ最中の時には子供の事で手一杯。
子供達に手が掛からなくなってきた頃に、ふっといろんな思いが湧いてくるんです。
今からでも遅くないです。
夫婦の微妙なズレが生じるたびに軌道修正しながら、お互い思いやりを持って日々過ごしてくださいね。
そうすることが熟年離婚回避の唯一の方法です。