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このブログは 現在58歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。
母
の後には母親である私の投稿。
次男
の後には息子である僕の投稿です。
次男
こんにちは。
今回は結婚前の同棲について。
子育てとは少し離れますが、子供が高校生ぐらいならそう遠くない未来に起こりうる可能性もある事だし母と意見が正反対だったので記事にしてみました。
つい先日母との会話で、結婚前に同棲は必要なのか?という話になりました。
結論からいうと僕は必要だと思います。
その理由は以下の4点。
- 結婚前にお互いの金銭感覚、金銭価値を知っておきたい
- 自分の許容範囲を知っておきたい
- 相手の生活力を間近で見ておきたい
- もしダメだった時、手続きが簡単で費用が掛からない
ひとつづつ見ていきましょう。
母
次男が書いている理由4点について私が思う必要なしの理由はこちら。
- 結婚前であってもお付き合いしていればある程度の金銭感覚、金銭価値はわかる
- 自分がどの程度許せるかという許容範囲なんてその時々で変化していく
- 生活力は結婚してから徐々に身につくもの
- 結婚する前からもしダメだった時の事考えても仕方ない
次男の意見の後に私の意見をかきます。
次男
結婚してからというもの生活に必要なものは共同で使うものが多いと思います。
例えば家電。
いまや時代は進化しており便利な機能が備わったものがたくさんあります。
しかし便利な機能が備わった家電は価格が高いものが多いのが現状です。
お掃除ロボットなんかが良い例ですね。
つまり、
便利に対してかけれるお金
がどれくらいなのかというのが重要になってくるわけです。
これは家電に限ったものではなく、お金で買える便利にはさまざまなことがあります。
- 毎日の食事→外食
- 日用品→スーパーまで行かなくてもコンビニでよい
- 代行サービス→家事代行や育児代行
などなど。
お金で解決できることはまだまだあると思います。
そこの価値観、金銭感覚を一緒に住んでみないと完璧にはわからないと思うんです。
離婚の原因でも金銭感覚の違いというのは大いにあります。
母
交際期間0日なんて芸能人がいましたが、ほとんどの場合はある程度お付き合い期間があります。
デートの時や記念日の時のお金の使い方である程度分かるもんじゃないでしょうか?
次男は「一緒に住んでみないと完璧にはわからない」と書いてますが完璧にわかる必要はないと思うし、結婚34年の私でも夫の金銭感覚を完璧に理解できてるかといえばそうじゃない。
結婚して一緒に住み始めるとすべての支出を2人の(専業主婦なら旦那さんの)収入で賄うわけですから、金銭感覚には関係なく収入の中でやりくりしていかなければならないんです。
結婚して生活をしていくうちに金銭感覚は変わっていくもの。
金銭感覚、金銭価値いうよりも支出の優先順位が合っていればもめごとは少なそう。
次男
人それぞれ自分の許せることと許せないことってあると思います。
それはある程度事前に分かってはいるものの、いざ同棲してみると新たに見つかるものってあると思うんです。
それを許せるか許せないかを知っておきたいんです。
これはお互いに言えることで、まとめて言えば物や行動の価値観のことです。
自分じゃ絶対ありえない行動でも、相手はそれが当たり前のことってもちろんあると思いますし、逆に自分は平気でも相手にとっては考えられないことの可能性も大いになります。
それをどこまで許容できるか、譲れないことなのかを結婚前に知っておくことが大事だと思っています。
母
別々の家庭で違う価値観の親の元で育った2人なんですから許容範囲が違うのは当然の事です。
これもお付き合い期間である程度はわかっていれば、結婚後新たに見つかったとしても相手にちゃんと伝えて改善してもらえば済む話でしょう?
それに結婚してから子供が生まれたり急に親と同居になったりと環境が変化していくうちに許容範囲も変化していきます。
変化していくというか変化せざるを得ない状況が山のように出てくるんです。
次男
同棲するということは生活を共にするということ。
つまり家事が分担になるわけですよね。
まぁなにも家事しない男の人がいまだ多いようで理解に苦しみますが・・・。
そこで大切なのは相手がどの程度できるかです。
何もできないようならダメ、という訳ではなく、
できないことはできるようになろうと思えるかどうかが重要になってきます。
それには事前にどこまでお互いができるか、どの程度する気があるのかを把握しておきたいわけです。
どうしてもこれだけはしたくない!ということがあるのであれば、ここは僕がするからこっちお願いね。
と言った譲り合いないし歩み寄りがスムーズに行えると思っています。
そうすればお互い意見の相違で口論になることもないと思います。
母
そもそも次男が家事分担の前提の話である事が結婚前同棲必要ないんじゃないの?と思います。
離婚原因の多くは育児や家事を一人でしなければならない事がきっかけになる場合が多いです。
出来ないことに対して努力できる人なのかを知っていたいという事ですね。
この点もお付き合い期間で分かった範囲で十分なんじゃないのかな?
結婚すれば環境に変化や経年によって変わっていくことですしね。
次男
極端に言えば結局はこれに尽きるかなと。
もし結婚してから同棲を始め、ダメだった時は離婚という流れになると思います。
離婚の手続きには3つの種類があり、
夫婦間の話し合いでお互いに同意の上で成り立つ手続きの一つです。
夫婦間の合意が得られない場合は次へ。
協議離婚では話がまとまらない、または夫婦の一方が離婚に応じてくれない場合に行う手続きの一つです。
調停が不成立に終わり、それでも離婚した場合には次へ。
協議でも調停でも話がまとまらない場合の最後に手段がこの手続きです。
この裁判離婚では法律に定められた離婚理由でないと離婚できないという点がネックになります。
ここでは長くなってしまいますので細かなことは別記事にしたいと思います。
これを見ただけでも面倒くさい。
しかもこの手続きの中にはもちろん離婚届や各書類を用意しなければならないのはみなさんも知っての通りですよね。
結婚もしたことがない僕にしても内容を調べるだけで面倒くさいのは分かりました。
もしこれが結婚前に分かれば面倒な手続きもなしにさよなら~というわけです。
母
お試し同棲したからって離婚しないことはないんです。
現に長い期間同棲していたのに結婚してから2年で離婚した人を知っているし、もう一組、期間は知りませんが結婚前同棲をしてから結婚したけど離婚したカップルもいます。
一つ言えることは、同棲と結婚では別れる事のハードルがかなり違います。
結婚していれば我慢なり改善努力なりして解決できた事が同棲だと努力と我慢が出来ない場合はたくさんあると思います。
ある種の覚悟が結婚と同棲ではかなり違うんです。
次男が書いている離婚に関する面倒なことがハードルの高さを物語ってますね。
それに今の時代は離婚のイメージも変わってきているし、結婚はあれこれ考えても考えた通りにならない事なので考えても仕方ないってことです。
次男
僕の意見に対して母からは正反対の意見が返ってきてますね。
母はもちろん結婚してますし離婚はしたことありません。
逆に僕は結婚したことが無いのでこういう意見に分かれたんだと思います。
経験した母の意見と、想像で考えた僕の意見。
みなさんはどう思われましたか?
僕は母の意見をみて、それは自分が離婚を考えたことないからじゃないの?と思ってしまいます。

離婚を考えた事は無いけど、離婚を考えているとか離婚したって友人は多いよ。
要するに、別れる事って結婚してるかしてないかじゃなくて子供がいるかいないかでハードルの高さが決まるんじゃないかな?
だからと言って母の言うことも正しいことで、結局人それぞれやってみない事には分からないんです。
ただここで問題なのが、結婚してもいない僕がもしもの離婚について考えているということ。
少子高齢化社会なんて今の日本では言われていますが、年々婚姻件数、婚姻率ともに減少傾向にあります。
もしかして僕みたいに考えて、めんどくさい!と思って結婚しない人が多いんかな?