【幼児教育で大切な事】頭が良いだけの子にしてはいけません!

幼児教育は必要

このブログは 現在57歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。

の後には母親である私の投稿。

次男

の後には息子である僕の投稿です。

こんにちは。

今回は幼児教育について。

幼児とは1歳から6歳ぐらいまで。

幼児教育といっても様々ですが、家庭内でするものや〇〇式など塾的な所へ通ったりするものなどいろいろです。

子育てに一番良くない事

頭の良い子に育てましょうとか、記憶力が良くなるとか、勉強する事が楽しく感じる様になりますなど、いろいろな戦法でセールスをかける企業はたくさんあります。

おもちゃでも知育玩具が人気ですね。

でも、金銭的に苦しいのにお金をかけたり、子供が行きたがらないのに行かせていたりと無理していませんか?

まだ言葉もおぼつかない頃から子供さんを教室に通わせ始めるママなんかが身近にいて勧められたりすると、焦ってしまったりしますよね。

子供が小さなうちからお母さんやお父さんが周りに飲み込まれてしまっては、これからまだ先が長い子育てにおいて、ブレブレになってしまいがちです。

子育てにおいて焦りは禁物

これが子育てに一番良くない事。

なかなか難しいけど、2人の息子を育てた私がつくづく実感した事です。

人と比べることほど無意味なことはありません。

勉強が出来るだけの子供

確かに勉強ができる子に育って欲しいと思う親御さんは多いです。

もちろん私もそう思っていた時もありました。

というのも、息子たちの同級生で勉強ができるといわれている子供達を見て、お勉強は出来るかもしれないけどただそれだけの子供っていう印象をもっていました。

勉強さえできていれば親は特に学校での様子を気にしない様。

「3者面談は5分で終わっちゃう」

「うちの子、学校の話全然しないのよ」

なんて言ってるお母さん周りにいませんか?

私の周りでこれを言ってるお母さんが3人いたのですが、その子供さんは100%の割合で陰でコソコソ悪い事していました(-_-;)

もちろん親や先生にはバレないように。

勉強はできるのに、お友達の気持ちを汲み取る事は出来ないのかな?

平気でお友達を傷つける様な事したり言ったりしていました。

中には

「うちのママは勉強さえ出来てたら何も言わないから」とサラッと言い放つ親よりうわてな中学生も。

怖っ(・・;)

残念ながら、そういうタイプの子はお友達から信頼されないし嫌われちゃいます。

確かに頭の良い子になって欲しい気持ちはわかりますが、大切なのはそこではないと思うんです。

勉強は出来ないよりは出来た方が良いんですけど、それが全てではありません。

そう子供に教えるのが親の役目。

私

勉強だけが全てじゃないよ、

男前じゃなくても大丈夫、中身が大切よ

と言いながら育てた結果がうちの息子達。

学校の成績が良かったわけじゃないし、取り立てて男前でもないけど、人の痛みがわかる大人に育ってくれているようなので、私はそれだけでありがたいんです。

次男

人として成長できたと感じた時

僕は気に入らないことがあれば口に出すタイプ。

学校で、女子たちが集団になって一人の子に対し粗末な発言をしていたところをたまたま目撃し、その場で強襲。

その一件以降、その集団からめちゃくちゃ嫌われいろんな罵声を浴びせられたのを覚えています笑

それを僕はおもしろがって全て先生にチクっていましたね。

まあ学校での態度は僕が圧倒的に悪かったので僕の味方はほとんどいませんでしたが、友達だけはみんな僕の味方をしてくれました。

その時に気づいたことは、

友達が味方というだけで何にも勝るぐらい強いこと

だと感じたのです。

そう考えるようになってからは、行動に移すのではなくそういう子たちに一言、

次男
次男

自分らつまらんなぁ

なんて少し調子の乗った発言をしていましたね笑

いいことか悪いことかはわかりませんが、その子たちに比べて幸せであることは間違いないと当時は思いました。

母

そう言えば女の子のお母さん達からめちゃくちゃ人気ある時期あったなぁ~

身近にいた実例

1歳児から有名な○○式に通っていたAちゃん。

うちの次男より1歳上ですが、保育園から中学校まで一緒でした。

もちろん成績は常にトップ、生徒会も積極的にして地区では一番の高校へ進学しました。

女の子だし学年も違うのでAちゃんの事は普通にいい子と思っていました。

そんなある日、不登校の子を持つ私の友人からちょっと驚きの事を聞きました。

友人
友人

Aちゃんって知ってるよね?

先週うちのポストにプリントの束を入れてくれててんけど、私その時たまたま家にいててポストに投函したとこ窓から見えてん。

次の日先生からの電話で

先生
先生

Aちゃんが私が行きますっと言ってくれたんです。

届けに行ったときお留守だったんですね?

「ピンポンしたけど誰も出てこなかったのでポストに入れて帰りました」とAちゃん言ってました。

友人
友人

ええっ、ピンポンしてないやん、初めからする気ない感じでポストに投函しただけやん。

って思ったけど、先生には言わんかったわ。

先生になんでそんな噓つくん?

うちの子使って先生への点数稼ぎやめてほしいわ!

と、軽く切れていました(^^;)

この件でより一層友人は娘が不登校になる気持ちを理解し、学校に行かせるつもりもなくなったと。

私はAちゃんのお母さんと保育園の時によく顔を合わせていたので時々話をする関係でしたが、娘の事はあんまりわかっていない様子。

「うちの子学校の話全然しないねん」といつも言っていました。

Aちゃん、今は立派に成長されて一流企業へ就職し自慢の娘となっています。

これが現実…….、ちょっと怖いですね。

次男

大人になったときに最も必要になる人間性

社会において最も必要なことは、学力や要領の良さではなく人間性ではないかと思います。

母が例に挙げたAちゃん。

一流企業に就職し、出世街道まっしぐらなんだと思います。

社会においての地位や名誉としては十分すぎるほどですが、最も大切な人間関係はどうなのでしょうか。

縦の関係しか気づけていないかもしれないAちゃん、なんだか心細く感じているのではないかなと僕は思います。

すべて想像の話なので今がそうなっているとは一概には言えないのですが・・・

仕事ができ要領はいいが、協調性が無く人間関係があまり築けていない人

・仕事も要領もいまひとつだが、協調性があり周囲に人が集まる人

この二人の違いは、

仕事を頼みたくなるかどうか

だと思います。

そう聞くと一番重要なことだと理解できませんか?

周りはみな大人ですし、ずる賢い立ち回りや噓を平気でついていたりすると簡単にばれてしまいますし、いつかボロが出ます。

母の伝えたかったことはこういうことじゃないのかなと大人になった今そう思います。

さいごに

みんながみんなAちゃんのような子供になるわけではありません。

ただ、自分の子は成績がいいから、先生からの評判がいいからというだけで安心しないでほしいんです。

お友達から信頼されてるか?

協調性はあるか?

人に意地悪していないか?

など社会に出てから大切になってくる人としての核が成長していることに重きを置いてください。

幼児教育に反対してるわけではありません、むしろ大切なことだと思っています。

欲張ればキリがない子供への期待が、気がつけば妙なプレッシャーになって親子共々を苦しめてしまう結果になる事だけは避けたいですよね。

子供のやる気と興味ファーストで始めるのが重要な幼児教育。

親同士の付き合いや周りに対する見栄など子供には全く関係のない事です。

子供の興味が次々と変化していったら、それに合わせて変えていく勇気も必要です。

『頭の良い子』ではなく単に『良い子』に育てる事を目標にしませんか?

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