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このブログは 現在58歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。
母
の後には母親である私の投稿。
次男
の後には息子である僕の投稿です。
母
こんにちは。
3回に渡って高校生のアルバイトについて書いてきました。
うちの息子の頃はだいたい携帯電話がお祝いの定番でしたが、今やすでに持っている事が多いよう。
バイトするならお給料を、おこずかいを渡すなら振り込みにして子供自身に管理させる為の銀行口座をプレゼントすると良いですよの話。
大人になると絶対無くしてはいけない大切な物が増えていきます。
運転免許証
保険証
マイナンバーカード
資格証
社員証
キャッシュカード
クレジットカード
実印
どれも紛失してしまうと面倒くさい事になるのでちゃんと保管場所を決めたり、運転免許証などの常に持っていなければならない物はどこに入れておくべきかなど、しっかり管理しなければいけません。
先程の中で保険証やマイナンバーカードはほとんどの家庭では親がまとめて保管していますね。
なので高校生自身が持てるものはキャッシュカードや通学定期ぐらいです。
通学定期は交通機関で通学している学生だけなので、失くしてはいけないものをちゃんと管理する練習としてキャッシュカードは最適だと思うんです。
次男
高校生が持っている無くしてはいけないものって主に通学定期だと思います。
バイトをしていない場合はキャッシュカードを持つことって案外少ないかな?と。
みなさんは通学定期、どのように管理していましたか?
今社会人の方は通勤定期ですが、人それぞれ管理方法が違いますよね。
- いつものカバンに入れておく
- いつもの定位置に置くようにする
- 使いっぱなしで朝探す毎日
僕の場合はいつもの定位置に置くようにしています。
というのも、家の鍵って基本的に玄関にかけてあったり、鍵置きに置いたりと定置化してますよね。
実家の玄関のそれを見たときに使った後は定位置に置けば無くさないことに気が付き、以降は財布、通帳、定期など大事なものはほとんど定置化するようにしています。

整理収納の基本は物の居場所をちゃんと決める事よね。
学校に着いてから「財布って家にある?」
って何回か電話かけたきたことあったよな(^^;)
毎回カバンから取り出したり、使うときはカバンに入れたりとめんどくさい時もあるのですが、無くすリスクを考えるとリターンの方が大きいと思います。
母
高校入学のお祝いに新しく子供が管理する銀行口座を開設する事はたくさんのメリットがあります。
産まれてすぐに子供名義で口座をつくられる方は多いですが、その口座は親が管理していく物ですよね。
それとは別に子供が自分で管理する新たな口座。
高校生からバイトを始めるとお給料の振込先口座が必要になります。
現金支給のところもあるかもですが(^^;)
そして、うちの場合バイトをしていない次男のおこづかいは振込みにしていました。
始め私はキャッシュカードを息子に持たせて通帳を私が持ち、月末におこづかいを通帳で銀行に入金する手法を取っていました。
そうする事で記帳され息子の出金頻度や手数料がかかるコンビニATMを使っている事などがわかり
これは無駄!
とチェックできるところは良かったです。
途中から夫のメインバンクを振込手数料が5回無料の銀行にしたので振り込みに変えました。
ちなみに夫へのおこづかいも振り込みです(^^;)
高校生になると、次男は部活でアルバイトはできなかったためおこづかいを振り込みに。
携帯電話の利用料金を息子自身の口座から落ちるようにする為でした。
こちらに詳しく書いています。
今は格安SIMもたくさんありますし、使うギガ数でプランも選べます。
電話もLINEで済むのでひと月の携帯料金がほぼ一定、使いすぎに気をつけるのは普通の電話の通話料金ぐらいです。

◯日に携帯代◯◯円引き落とされるのでATMにその分お金を残さなきゃ
と自分でお金を管理するようになります、それってとても大切なんです。
毎月どれぐらいの携帯代がかかっているかを知っている高校生はほとんどいないんじゃないかな?
この振込方式、次男自身はどう思っていたのかな?
次男
おこづかいが振り込み方式だった僕が振り込み方式で良かった点は3つあります。
- 財布に入ってないので不要な支出が減る
- 毎月の引き落としという経験が早くからできる
- コンビニATM手数料の無駄を知れる
なんでなのか知りませんが、財布に入っているお金って無くなるスピードが速くありませんか?
知らないうちに使ってしまったり、必要ないものを買ってしまったり、浪費癖がある方なら分かってくれるかと思います。
それが銀行口座に入っていると、引き出すというワンクッション行動が必要になります。
引き出すぐらいなら今度買えばいいか・・・
と思ってやめれるのであればそれは必要ない物ですよね。
そうすることで無駄な出費を減らすことができます。
社会人になるとクレジットカードを持つことができ、また一人暮らしだと毎月の家賃、光熱費など月々発生する支出が多くなります。
口座にお金が入っていないと引き落としが完了せず、何回も繰り返すと信用が無くなり、クレジットカードが作れなかったり、ローンを組めなかったりするいわゆるブラックリストになってしまいます。
しかし社会人になってからいきなりともなると、一回は引き落とし未完の経験があったりすると思います。
そこで高校生からその常識を身に着けておくことで、引き落とし日に対しての警戒心が高まり、必要な支出額も把握できるようになるので、今月遣いすぎたなぁとか来月は節約やなぁとかも考える余裕が生まれると思います。
全国どこでもあるコンビニATMはすごく便利ですよね。
しかしコンビニATMの手数料は100~300円です。
これって実はめちゃくちゃ無駄な支出なんです。
一回それぐらいなら・・・と思う方も多いと思います。
僕もそうでした。

自分のお金を引き出すだけやのにお金取るって厚かましすぎるやん!
銀行は山ほどあるから手数料無料のサービスで選ぶべきよ。
しかし、コンビニで引き出す回数って結構多くないですか?
もし年間50回利用した場合、5000~15000円ほどかかるんです。
もし銀行で引き出したり、手数料が無料のキャッシュカードを使っていれば、この支出はありません。
お金のない高校生であれば余計気にするところです。
なんたって一回の利用でジュース買えちゃいますから。
塵も積もれば山となるという言葉の通り、知らぬ間に結構かかっていたりするものなので、それを理解しておくことは良いことだと思います。
母
今はもうネット銀行がいろんな面でお得です。
振込手数料の無料回数も多いし、コンビニATM無料回数も多めです。
アプリで簡単に振込や残高を確認できたりもしますしね。
従来のメガバンクや地方銀行、信用金庫、郵便局などもインターネットバンキングサービスを始めていますが、手数料関係はネット銀行の方がお得感多めです。
高校を卒業した後、大学生になるにしても社会人になるにしても必ず必要となる銀行口座。
スヌーピーや原田治さんのデザインのキャッシュカードに惹かれて銀行を選んだりしていた時代もありました。
つい先日もニュースになっていた小銭の両替や入金に手数料がかかる話。
これだけ低金利が続くと銀行は利益を出すのが難しくなっているのは確かですが、とにかくなにかと手数料を取るようになった銀行。
自分がメインで使う銀行を決める時は、手数料などのサービスを確認してから決めましょう。
振込手数料など他の手数料も気になるところですが、学生さんはとにかくコンビニ大好き!
なのでコンビニATM手数料に絞って回数の多い銀行を紹介します。
近くにイオンがある人にとっては一番お得です。
- 24時間365日手数料完全無料
- 平日の日中ならゆうちょ銀行、みずほ銀行、UFJ銀行ATMも無料
- イオン以外に以下の店舗にある6000台以上のイオンATMも無料

注意点としてセブン銀行ATMは使えません。
- ほとんどのコンビニATMで利用でき条件なしで8回無料
なかなか条件なしで無料というところは少なく、いろんな条件付きで無料回数が決まるところがほとんどなので、条件なしの無料という点ではこの2つの銀行がおすすめかなと思います。
最近では◯◯PAYなどキャッシュレス決済が多くなってきて現金を使う機会も減ってはきていますが、その◯◯PAYも口座に残高がない事には支払えません。
各社コード決済のシェア争奪のためのお得なキャンペーンもしているので、この機会にコード決済を始めてみるのもいいかもしれませんね。
おこづかいを振り込まずに◯◯PAYに直接お金を送ったりも簡単です。
バイトデビューでお給料という形の報酬を得るのが人生で初めてという高校生がほとんど。
そのついでと言ってはなんですが、この機会に自分で自分の口座を管理して使えるお金と使えないお金を区別できるようになるといいんじゃないでしょうか?
少なくとも携帯電話料金ぐらいは高校生でもどれぐらい払っているのか知っておくべきです。
将来的に自分でビジネスをと考えている高校生がいるならば、地元の信用金庫とお付き合いしていると将来何かと助けてもらえるかもですよ。
新規口座開設時にサインで済むところも多くなっていますが、お祝いに口座に登録する印鑑も一緒にプレゼントするのもおすすめです。
