【不登校に悩むお父さんお母さんへ】伝えたい5つのポイントと子供の本音

不登校に悩む方へ

このブログは 現在57歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。

の後には母親である私の投稿。

次男

の後には息子である僕の投稿です。

こんにちは。

今回は親なら一度は不安に感じた事があると思われる不登校についてです。

2021年5月文部科学省の調査では小学校、中学校、高校の長期欠席者は、小学校9万89人、中学校で16万2736人、高校で7万6775人。

これを多いなぁと感じるか案外少ないと感じるかは人それぞれですが、実際に自分の子供のクラスに1人や2人はいたりするんじゃないですか?

うちの息子達は不登校ではなかったのですが、私の身近な友人に「うちの子学校行ってないのよ」と言って悩んでいたのは1人や2人ではありませんでした。。

今回はその友人のうち1人のケースを私が、次回は次男が中学校のお友達が不登校だったので、子供の立場での不登校について書いていきます。

次男
次男

子供サイドは別記事に書いてます。

3人のうち長女と次男が不登校

3人の子を持つ私の友人のお子さん2人が中学校から不登校に。

その友人の娘さんAちゃん、大人しい性格だけど勉強も運動も出来る子で、中学1年1学期までは順調に登校していました。

きっかけはよくある同級生のやっかみ。

そして夏休み中、部活でのイジメが始まりました。

テニス部だったんですが、いろんなものが無くなったり隠されたり、よくある典型的なイジメ。

2学期が始まってもそれは続き、ついに不登校に。

友人からいじめから不登校にの話を聞いた時

学校行きたくないって言ってるなら行かなくていいんじゃない?

本当に心からそう思うんです。

中学校は義務教育だから卒業出来るし、勉強のことが心配ならそれはなんとでもなります。

今は、Aちやんの心のケアが最優先。

友人は

友人
友人

そうやんな、学校行かんでもええやんな

と自分を納得させるように言っていたのを覚えています。

すごく心配で不安なんだろうな、私に出来る事はなんでも言ってよ、話したい時はいつでも聞くよという気持ちでした。

そして3年生、悩みは高校受験。

とにかく同じ中学から行く女子が1人もいない学校を選んで環境を変える事を強く勧めました。

強く勧めた理由は次です。

環境を変えて良かった例

これは長男の幼なじみの女の子の話。

長男が言うには

長男
長男

○○ちゃん、ぜんぜん良い子やし面白いからよく話するで。

その辺の性格悪い女子とかもう最悪やからな。

不登校ではなかったけどちょっと個性的でお友達とは上手くいってない感じでした。

お弁当もひとりで食べてるとお母さんから聞いていました。

高校を選ぶ時に

私

遠くても同じ中学から誰も行かない学校にした方がいいんじゃない?

環境をガラッと変えるチャンスは高校受験よ。

とアドバイス。

やはり地方は地域の繋がりが密接で、子供達も小さな頃から中学生までずっと同じ世界なんです。

次男
次男

特にうちの地域はその色が濃かったなぁ

小さな頃に『変わった子』と思われたら、そこから脱却できなくなってしまいます。

通学は遠いけど、都市部の高校へ入学した後

「自分が自分のままでいても、誰も私の事変やと思ったりしないねん。」

と言って楽しく高校3年間を過ごせたそうです。

アドバイスして良かった(^^)

義務教育も選択肢を

話は戻して、ほぼ中学校に通っていなかったにもかかわらず、Aちゃんは私立の進学校の特待生合格。

凄い!と思いましたが、と同時に一体中学校の勉強ってなんなん?って。

公〇式の教室には通わず家でテキストをしていただけ、他は特に勉強していなかったそうです。

通学しなくても十分なら、高校の様に中学生も通信を選択できるようになれば不登校児は少なくなるんじゃないのかな?

もちろん学校って勉強以外に学ぶべき事があるのは分かりますが、それが難しい子供達の為に選択肢を増やしてあげるべきだと思います。

そしてAちゃんの弟も中学校から不登校。

2人目ともなれば、友人自身の精神的なストレスも少しマシになってる様子。

変な言い方だけど、慣れてるって感じかな?

弟の方は、ほとんど中学校には行ってないんです。

ただ、お姉ちゃんと違ってお勉強が苦手という点がお母さんにとっては心配でした。

どんな形であれ高校は卒業させたい、どこなら行けるのか、進路指導の先生と相談していましたが、学校からピンとくる提案はなされない状態でした。

私

うちの長男が転校して卒業した通学も通信も選べるゆるい私立の高校どう?

一度見学行ってみたら?

制服も体操服も全部あるで〜。

友人は私が長男の事で悩んでいた時よく話を聞いてもらっていたので事情はよく分かっていました。

友人
友人

そこなら大丈夫かもね、息子に話してみるわ

と言って見学へ行き入学が決まりました。

1年間は通学していましたが、やりたい事があるからと途中から通信に変更し無事卒業しましたよ。

やりたい事を見つけたきっかけはバイト。

やはり、バイト経験って大切だとしみじみ思います。

次男
次男

母の友人の行動力に拍手!!

伝えたい5つのポイント

何人かの不登校児を抱える友人を見ていてわかった事が5つ。

  • 不登校になったからと母親が仕事を辞めたりしない。(フルタイムだったらパートに変えるぐらいはいいかな)
  • 身近な友人に話を聞いてもらう。(子供が不登校と聞いてヤバい誘いをしてくる人が近づいて来たりするので気をつけて)
  • 高校さえ卒業すれば、後はなんとでもなる。(これはやはり現実、高卒という資格)
  • アルバイトをさせる(勉強が不得意ならバイトで得意な事が見つかる可能性あり。)
  • お母さん自身も自分の好きな事をしてストレスを溜めない(辛いのはお母さんも一緒ですよね)

さいごに

今、不登校に悩まれている方の気持ちがこのブログで少しでも軽くなればいいなぁと思います。

学校という括りに所属するから不登校なんて言葉が出てくるんです。

年齢が上がれば終わりますよ、時間が解決してくれます。

尾崎豊さんの歌の歌詞に『♪支配からの卒業~』とあるように、学校って支配のひとつなのかも。

親も子も頑張りすぎないで、周りにどんどん弱音を吐いて心の健康を大切に。

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