【大切だけど実行するのは難しい】子供と親のルールで大切なことはブレない事!

家庭内のルール

このブログは 現在57歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。

の後には母親である私の投稿。

次男

の後には息子である僕の投稿です。

こんにちは。

今回はどこのお家でも子供達との約束事、ルール的なものがありますよね。

よくあるのはゲームやスマホに関すること。

子供と約束した決め事を守る為に子供達は我慢と努力をしますが、親の方も一度決めた事に対してブレないことを分かってもらう為かなりの我慢と努力が必要の話。

ゲームに関する決め事

ルールの中で一番多いのはゲームに関してではないでしょうか。

私の知り合いの若いママ達も、ゲームをきっかけに起こる兄弟喧嘩や注意したことによる子供達と言い合いに「ホント疲れるー」とよく愚痴っています。

ゲームの時間は平日〇時間、休日〇時間。

宿題を済ませてからじゃないとゲームをしてはダメ。

兄弟の多いところは、順番にするなどもっと細かな決め事があったりします。

守らせる方もかなり体力いるんですよね。

うちがゲームを買わないと決めたきっかけ

以前の投稿で、うちはゲームは買わない事を書きました。

そもそもそうなったきっかけが、この約束事。

私達親が持っていたゲームボーイ。

これを巡って、幼い兄弟がケンカをしていました。

譲らない兄、思い通りにならなくて癇癪を起こす弟。

母

仲良く譲り合えないならもうゲームは捨てるよ

と言うと幼くても理解して少しの間は譲り合いながらやっていました。

でも、結局はまた同じことの繰り返し。

ゲーム没収となりそれ以降買う事もなく大人になりました。

学校に行き始めると、ゲームを持っていないなんてうちぐらい。

かわいそうやな、厳しすぎるかな?

ゲームを与えていたら、勝手に遊んでくれるから楽だろうな…..

と、決めた親の私でさえ心折れそうになる事は何度もありました。

でも、決めた事は守る事が肝心、ブレない態度を通しました。

このゲームの件は、息子達が私達親が決めた事はブレないんだと理解した初めての出来事だったんじゃないのかな?

次男
次男

大人になってから親もしんどかったんやなって気づいたなぁ

スマホに関する決め事

  • LINEは夜〇時まで。
  • 夜はリビングに置いておく。
  • 一日〇時間だけ。
  • 欠点取ったら没収

など、ゲーム以上に多くの決め事をして与えているお家が多いようです。

男の子の間ではあまり聞きませんが、中学生女子の間ではLINEによる仲間外れや無視、いじめのきっかけになるような内容があると聞きました。

中学2年の女子を持つ私の友達は、携帯を買う条件の一つに「携帯やLINEの抜き打ちチェックしても怒らない事」を入れていました。

実際毎晩チェックしているそう。

欠点取ったら没収

これはうちの長男です。

長男が高校進学の時にちょうどiPhone3が出たところでiPhoneを買うことにしました。

決め事はひとつ

1科目でも欠点取ったら没収。

次の学期で欠点が無くなれば返す。

1学期の終業式で欠点を取り、その日に約束通り没収しました。

次男
次男

この時の兄がほんまに悲しそうな顔してたの今思い出すとじわる・・・

自分が悪いのに・・・

私達のブログを読んでいただいている方ならご存知だと思いますが、長男は結局欠点が無くなることはなく、他校に受験をし直したんです。

没収したての頃は、いろんな友達から電話がかかってくる度に私が出ました。

相手はあれっ?って感じ。

長男友人
長男友人

〇〇君の携帯ですか?

母

そうやねんけど、欠点とったからおばちゃんが没収してるんよ。

2学期欠点無くなったら返すから、連絡あったことだけ伝えとくわ。

この時も、かわいそうかな?友達いなくなったらどうしようとか、心折れそうになりましたがブレずに踏んばりました。

お弁当箱は自分で洗う

今は中学校も給食のところがほとんどですが、長男が中学校に上がった時はまだお弁当でした。

そのタイミングで

母

お弁当箱は帰ったら自分で洗ってな。

洗わなかったら次の日のお弁当は作りません!

と宣言しました。

ここでも私は、一度言った事は守る、ブレないです。

そう言いながらも、かわいそうだからとお弁当箱を出さなかった子供に別のお弁当箱で用意してしまうお母さんが結構います。

一応、声掛けはしましたよ。

母

お弁当箱出てないよ~

それでもお弁当箱を洗わない場合、かわいそうだなと思いながらも、理由が明らかに怠慢であった場合は情け容赦はありません。

朝起きて慌ててお弁当箱を洗い、自分でご飯を詰め残り物でお弁当を持って行ったことも。

子供って都合のいいように慣れていくので、「そう言いながらもやってくれる」と思ってしまうんです。

なので自分で決めておきながらたまにつらいこともありますが、決めたことは必ず守る親だと思わせる為、

親側も我慢しなければならないこともあります。

次男

ブレない母だと認識する前と後

前述にある通り一度決めたことはなかなかブレない母。

そんな母に最初はすごくイライラしていました。

何かと決めごとが多い!とか、制限時間が細かい!とか他にもいろいろ。

例えばパソコンの時間は30分とうちでは決められており、デスクの上にはタイマーがおいてありパソコンをするときにタイマーON。

30分経てば音が鳴り終了。

あまりにも短すぎる。

アニメ1本しか見れない。

こそこそと咳払いでごまかしてタイマーを止めてみたり、タイマーのもともとの設定時間を10分多くしてスタートしたりと子供ながらにいろんな策を試していましたがことごとく失敗。

そんな環境にいると、自然に効率を求めるようになっていたんです。

とりあえずパソコンの電源をONにしておいて、今日何をするか予定を立てておく。

タイマーをONにしたらスタートなので、パソコンの前に行きウェブを開いて立ち去る。

少し時間がたってサイトに飛び、アニメを見る手前までの準備を少しずつ進めておくんです。

そしてタイマーONと同時に視聴開始すると、無駄な時間なく30分堪能できるんです。

ちょっと姑息ではありますが、そんな工夫をするようになったのは間違いなくルールがあるから。

そしてそんなルールに文句ばかり言っていた僕に対してブレなかった母。

もし母が仕方ないなぁと1回でも許していたら、

どうせまた許してくれるだろう。

と考えていましたし、許してくれないと、

前は許してくれたのに!!

そう子供に言われると、親としては何とも言えなくなり終いには、理論理屈なしの伝家の宝刀

前は前!特別!

子供からしたらこの言葉結構きついというか、納得できないんですよね。

だって一回許したのなら、次も一緒やん・・・って。

つまり一度でもブレてしまうと、子供はそのルール守らなくてもいいのかも?と絶対思います。

母

ほんまにそれやねん!

なので絶対ブレないということを認識させることが大事なんです。

ブレないことを認識する前

わがまま言えば許してもらえるかも?

こんなんおかしい!よそはもっとできるのに!

ブレないことを認識した後

自分で工夫して時間を確保するしかない!

一番効率よくできるのはどんな方法やろう?

今の僕は何事にも効率を求めがちになりました。

これはいいことも悪いこともあります。

仕事も遊びも。

時に休息が必要な時はしっかりと。

その分別はまだまだついていないところもありますが、時間を工夫する力って大人になるとものすごく大切なことだと気づきました。

母のブレない心が自然と僕にそう教えていたのかも

さいごに

言葉が理解できるようになった頃から親と決めた約束事は必ず守らなければならない、そういう環境である事が最も大切です。

ある程度大きくなってから慌ててそうしたって、子供は納得しません。

親が決めたことを親が守らないというのは、子供の為に一番よくないこと

子供に何度も決めた事は守るという経験を積み重ねていくからこそ、思春期に突入し何かとゴタゴタし始めた時でも、そういう約束だったんだから仕方ないな、約束守れなかった自分に非があるんだと思うようになるんです。

せっかく一生懸命考え話し合って決めた家庭内のルールを、面倒くさいしもういいかぁとなってしまえば、子供ってそういうところは敏感に観察していて、これまでの約束事まで軽視するようになりかねません。

なので、面倒くさくても、辛くても、一度決めた事は守り

うちの親はブレないんだ

と理解してもらうことで、親子関係も良くなっていくもんだと思います。

でも、ブレないことは親子共々かなりの労力がいりますのでそれなりの覚悟で(@_@;)

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