【子供の靴】好みよりも優先するべき選び方のポイントと重要性

子供の靴の選び方ポイント

このブログは 現在58歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。

の後には母親である私の投稿。

次男

の後には息子である僕の投稿です。

こんにちは。

今回は子供の靴選びについて。

私自身先天性股関節脱臼による形成不全で何かと足の大切さを痛感していることもあり、子供の靴にはこだわっていました。

基本はスポーツ選手の靴などを作っているメーカーで、デザインよりも足の形にあった靴選びの方が大切ですよの話。

子供の足はいつまで成長?

赤ちゃんだった子が初めて立つと程なく歩き始める事を考えて靴を用意しますね。

たくさんのデザインがあるし、自分が好きなブランドのスニーカーと同じデザインが小さな靴ながら再現されているのを見ると

これ、かわいい!

となり、デザイン重視で選んでしまいがちです。

でも、子供の足はまだ軟骨部分が多くて柔らかいので足にフィットしていなくても嫌がったり痛がったりしない為、ちゃんと足に合っているかを重視して選ばなければいけません。

足の骨がしっかりするのは18才頃。

幼児期は子供自身が自分の靴が足に合っているかどうかの判断をする事は出来ませんし、まだ言葉も話せない頃は痛いと感じてもそれを伝える事もできません。

靴選びの重要性

子供の足はすぐに大きくなり履けなくなるからと言って大きめを選びがちですよね、

また、うわ靴などはお値段重視で選びがちですが、小学生にとって一番履いている時間が長い靴です。

うわ靴こそしっかり選んで欲しいです。

次男に一度安い上靴を買った事があるんですが

次男
次男

この上靴、なんか嫌や

と言われた事があります。

あっ、バレたっ!?(・・;)

いつも買っていた上靴の半額近い値段だった事に多少の罪悪感を持っていたので、すぐ買い替えました(ー ー;)

何が違和感だったのか?

でも、違いが分かったのは確かなんですよね(^^;)

次男
次男

全く覚えてない・・・笑

足にあっていない靴を履かせ続けると、幼稚園児でも外反母趾や内反小趾、浮き趾など大人と同じ様なトラブルを抱えてしまう事になる可能性があります。

足だけではなく骨格形成は遺伝する事が多いので、外反母趾も遺伝するそうです。

遺伝によるものであればなおさらひどくならない様に注意してあげなければいけません。

足のトラブルは結果的に足だけではなく身体全体の不調やスムーズな成長を阻む事にも

なので、デザインよりもフィット感や素材、形などを優先して選ぶ事が大切です。

次男

自分の足の形を見極めると良いことがある

靴のサイズに対して慎重にと母からありましたが、僕からは

自分の足の形を見極める

ことの重要性について。

足のサイズは幼い頃は日々成長していきますが、甲が高いや幅が広いなどは割と元から分かっていたりするものです。

足のサイズに比例して甲や幅も大きくなっていきますしね。

なので元々の足の形についてある程度知っておくと、

どのブランドの靴が自分の足に合っているか

が分かるようになります。

みなさんもたまにありませんか?

靴のサイズはピッタリなのになんだか窮屈だったり、逆にちょっと余裕があったり。

このブランドは少し小さめだからワンサイズ大きいのが良い、みたいなのです。

それを知っておくことで、中学や高校で部活動をし始めた際に失敗のないトレーニングシューズ選びができます。

トレーニングシューズはしっかりとフィットしたものでなければ本来の力を発揮できません。

割引ワゴンの中にあった格安のトレーニングシューズあったからこれ履きなーでは我が子に秘めたる実力を発揮できていないかも。

土踏まず(アーチ)が大切

土踏まず(アーチ)には大切な役目があります。

  • クッション性
  • バランスの維持
  • バネ効果
  • 循環促進効果

私は去年アーチが衰えた事による足の不調で、整形外科でオーダーのインソールを作ってもらいました。

常にそれを入れる事でずいぶん改善され、改めてアーチの大切さを感じています。

逆にこのアーチをサポートするインソールを子供の時から使ってしまうと足裏のフィット感は上がりますが、アーチの上下運動を阻害し、刺激がなくなる事で筋肉がつきませんので注意してください。

裸足保育

うちの息子達が通っていた保育園は一年中裸足保育の保育園でした。

真冬には靴下を履かせる事もありましたが、基本的に裸足です。

次男、覚えてるかな?

次男
次男

これも全く覚えてない・・・笑

また、外遊びの時や通園の時はイグサの草履でした。

幼児期に裸足で過ごす事のメリットデメリットは次の通りです。

メリット

土踏まずの形成に役立つ(最も重要!)

五感を養う事につながる

血行促進

デメリット

ケガにつながりやすい

足裏の雑菌や泥で不衛生

靴下を嫌がる可能性がある

保育園に入園してすぐは、小さな時から常に靴下と靴を履かせていた子は裸足になる事に慣れていない為嫌がっていました。

足の裏に砂や小石があたる感覚が不快だったんでしょう。

靴選びのポイント

サイズ表記はあくまでも目安。

メーカーによってサイズ感と幅、甲の高さまで全然違うので、通販ではなくなるべく試着できる実店舗で選んでください。

  • 素材
  • 足首、かかとまわり
  • つま先
  • デザイン
  • ソール

素材

大人も子供も同じで足の中はすごく汗をかきます。

通気性がある素材がおすすめです。

お値段が高めですが革は柔らかく通気性もあり湿気を逃す事に優れて足の形に馴染みやすいです。

ただ、気軽に洗えないのが難点。

布や合皮などがコスパ的にいいかもです。

足首、かかとまわり

履かせにくいのが難点ですが、ちゃんと走れる様になる頃まで(個人差はありますがだいたい4才くらい)はできればかかとをしっかりホールドしてくれるはき口の深いハイカットかミドルカットがおすすめです。

つま先と幅

つま先は1cmほど余裕のある物。

つま先も幅も見えにくいので、靴に入ってるインソールを取り出して足に当ててみるとつま先だけではなく幅が大きいか小さいかも分かります。

次男は甲高幅広で靴選びにほんと苦労しましたが最近は幅が小さな子供が多いようですね。

デザイン

つま先と幅はインソールをあててわかりますが、甲の高さは履かせてから調整する為にマジックテープかひもタイプがおすすめ。

まだ自分で結べない間はマジックテープタイプの方がいいですね。

ソール

滑りにくく靴の前から3分の1ぐらいから曲がり柔らかすぎないしっかりとした物がいいですね。

また、つまずきにくい様につま先が少し上がった物を選びましょう。

私も歳と共につまずく事が多くなったから、つま先が上がってるタイプを履いてます(´∀`)

靴を買い替えるタイミング

子供の足はすぐに成長していきます。

夏休み明けの始業式に洗って持たせた上靴。

「足めちゃくちゃ痛いねんけど」

と帰宅した子供に言われて大慌てで買いに行った事があります。

夏休みは長い上に、40日間ほとんど裸足にビーサンの生活をしています。

久しぶりに靴を履くと、夏休み中に靴下や靴を履かなかった足はのびのびと成長している事に気付きます。

まだ小学校に行く前の幼児期は3ヶ月に1度程チェックしましょう。

おまけの話

長男が中学生の時の話です。

母

体育館シューズ洗うから、終業式までに持って帰ってきてよ

と毎学期末に言っても全然持って帰ってこなかったんです。

中学生でも足が大きくなっていくので、サイズも気になっていました。

1年生が終わる3学期末にやっと持って帰ってきた体育館シューズを見ると

母

なにこれ!あんたの靴ちゃうやん!買ったサイズと違う!これ、誰のん?

知らん、いつの間にか入れ替わってた

母

えっ?なんやねんそれ、いつから?

もう、だいぶん前

母

だいぶん前って……、ちょっと小さいやん、履けてたん?

足痛かった

母

だろうよ(@_@;)

もぉ、誰か知らんけど返して〜

なんで今まで言わなかったのか?

体育館シューズってあんまり使わないからきっと忘れてしまうんだろうな。

呆れてしまったけど仕方ない、とりあえず買いに行きました。

次男
次男

兄らしいけど…..、

気になるやろ普通笑

さいごに

洋服のお下がりは普通に着せますが、靴は人によって足の形が違いますので兄弟であってもあまり回しませんでした。

大人になれば違う人の靴を履いた時の違和感に気付きますよね。

それだけその人だけの足の形に靴が馴染んでいくんです。

小さい頃は靴と一緒に靴下も気を配ってできるだけ綿100%を選んでいました。

化学繊維の靴下はムレて水虫や臭いの原因になるので、ちょっとお高めですが洋服よりも足周りの物に重きを置いて買っていました。

ファーストシューズを手作りしたりできるキットもありますが、あくまでもそれは記念です。

シューフィッターがいる靴屋さんやまたオーダーシューズもありますが、なかなかの高額で手が出せませんが単に安いからという理由だけで靴を選ぶことだけは避けてほしいと思います。

実用性を考えて、子供の成長を大きく左右する靴を選び履かせてあげてくださいね。

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