【子供の視力】3歳には絶対検査して欲しい!その重要性と視力低下発見のきっかけ

子供の視力低下

このブログは 現在58歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。

の後には母親である私の投稿。

次男

の後には息子である僕の投稿です。

今回は、もしかしたらうちの子、視力が悪いんじゃない?

と気になってる親御さんに、早目の検査の必要性と私が長男の視力低下に気づいたきっかけの話。

子供の視力

子供の視力低下ってスマホやパソコン、ゲーム機が原因の一つである事は間違いありませんが遺伝も原因のひとつです。

視力はゆっくり落ちていくので見えていた物が急に見えなくなるわけではありません。

子供
子供

お母さん、最近遠くが見えなくなったぁ

なんて言ってくる子供はほとんどいないのでどの程度見えているかなんてわからないままになりがちです。

学校へ行き始めると、今まで見えていた黒板の字が見えにくくなったなど気がつく機会がありますがまだ学校に上がっていない幼児なら特に気付かないままになります。

私は今0.3ですが、運転の時や観劇や映画以外はメガネをかけない生活で、特に困ることもないし支障はきたしません。

なので、子供の視力低下に気付く事って本当に難しいんです。

視力検査

長男が小さい頃は今みたいにスマホやパソコンも普及していなかったので、視力が良くないなんて全く思っていませんでした。

ぱっと見でわかるような斜視のお子さんは幼児検診で言われたりしていましたが、検査をしなければわからない弱視などは気付かないままです。

幼児期に弱視を早期発見・治療できるよう一部の自治体では3歳児検診の際に「オートレフ検査」という屈折異常を器械で測る検査を取り入れています。

「オートレフ検査」は機器が非常に高価ということもあって、この検査を導入できている自治体は全国的にもまだ少数。

一度お住まいの自治体で問い合わせてみて下さい。

気になる方は個人眼科でも検査できるところがありますのでお近くの眼科に問い合わせてみて下さい。

弱視

視力が悪くてもメガネなどで矯正すれば見える場合は弱視とは言いません。

視力が悪いだけです。

子供の弱視には大きく2つに分かれます。

  • 「未熟児網膜症、先天奇形」など器質的な障害や疾病によるもの
  • 「遠視や乱視といった屈折異常」が原因となって、視機能の発達が途中でとまっているもの

子供に多いのは後者です。

幼少期に何らかの原因でピントのあった鮮明な像が網膜に映されないままだと、細かいものを見るための脳や神経の働きが十分に成長せず、視機能の発達が途中でとまってしまいます。

「遠視・乱視などの屈折異常」により、視機能の発達がとまっている状態の場合、視機能の発達が完成する6歳頃までに「眼鏡をかけて、網膜にピントのあった鮮明な像を映す」ことで、最大矯正視力が向上して「弱視を改善すること」が期待できます。

ただし、6歳ぐらいまでに「最大矯正視力の向上」は、ほぼ頭打ちになり、それ以後の改善は難しくなってくるので、それまでに治療を完了しなければなりません。

早期発見がカギですね。

弱視治療の基本は、まずは眼鏡装用です。

眼鏡で矯正して網膜にピントをきちんと合わせ、鮮明な像を脳に送り視機能の発達を促すことが必要です。

長男眼科受診のきっかけ

長男の時、3歳児検診では視力検査がなかった為目が悪いと気付かなかったんです。

今考えれば、弱視じゃなくて良かったと思います。

私が

もしかしてあまり見えてないんじゃない?

と気付いたのは小学校に上がってからだったからです。

弱視だったら手遅れでした( ̄▽ ̄;)

あれっ、もしかして見えてない?

と気付いて眼科を受診したきっかけは、小学校に上がる春休みにディズニーランドに行った時です。

チップとデールが大好きだった長男が、ショーを見ている時に

長男
長男

チップデールどこ?

母

あそこいてるやん

長男
長男

どこ?どこ?

その時そんなに視力が良くない私はパレードやショーを見る為メガネをかけていたので、私のメガネを長男にかけると

長男
長男

めっちゃ見える〜、メガネかけたら何でもめっちゃ見えるやん

と、感動している様子でした。

帰宅後すぐ眼科を受診し、メガネ生活になりました。

後にあれって見えてなかったんだと思い当たる事は、小さな頃にキャンプへ行った時、満点の星空を眺めながら

「あれが北極星や、こっちが北斗七星や」

と指差してもイマイチピンとこない様子で

「どれどれ?」

と言って分からない事が多かったんです。

見えていなかったんですね、見えていないと感動も少なかったはずです。

あの時に気付いてあげれていればよかったと後悔しています。

次男

子供は自分から「見えない」とは言わない

子供は成長過程で徐々にはっきり見えていくようになるので、はっきり見えていないことに違和感を感じないのです。

なので目の異常を見つけるにはどうしても親の観察力が必須になってきます。

気にしていないかもしれませんが、何か物を見るときの行動で少しでも違和感を感じた方は病院に行くことをオススメします。

3歳児までに早期発見することで小学校に入学するまでに治るみたいです。

3歳児眼科検診のアンケートには下記のチェック項目があります。

チェック項目予想される原因
頭を左右どちらかに傾ける、顔を左右どちらかに回す、あごを上(下)げる眼球運動異常など
眼(視線)が内側に寄っている内斜視
眼(視線)が外側に外れている外斜視
目を細めて見る屈折異常など
極端に近付いて見ようとする屈折異常など
上目づかい(下目づかい)でものを見る上下斜視など
まぶたの形(大きさ)に左右差がある眼瞼下垂など
屋外に出ると非常にまぶしがる・嫌がる水晶体・眼球異常など
瞳の中央(奥の方)が白く光る先天白内障

以下の項目の中でもし当てはまるかな?というものがあれば3歳児検診を待つまでもなく受診すべきです。

子供のメガネを作る時の注意点

今は格安なメガネ屋さんもたくさんあり、メガネ屋さんで視力を測ってメガネを作ってくれます。

でも、子供の場合は特に気を付けなければならない事が。

子どもはピント調整機能がとてもよく働くため、きちんと眼科で視力測定をして眼鏡を調整しないとその子どもにとって強すぎる眼鏡となる場合があります。

過矯正は近視の進行を促進してしまうので、これだけは絶対に避けなければなりません。

子どもの眼鏡を作る際は必ず、眼科専門医の診察を受け処方箋をもらった上で作りましょう。

あとは、出来るだけ軽いフレームで軽いレンズ。

そして、できればメガネは2つ作っておく事をオススメします。

うちは、何回壊してきたことか・・・(ー ー;)

メガネをし始めた頃は扱いに慣れていなかったから仕方ないんですが、うっかり落として踏んでしまうなどちょくちょく壊してきました。

でも、一度メガネ生活になったらメガネなしでの生活はとても不便です。

その時の為、もう一つ作っておいてください。

私は日常生活で偶然の事故による携行品を買い替える時に使用年数に応じた保証をしてくれる子供の携行品損害保険に入っていました。

なので壊れたメガネを買い替える時にずいぶん助かりました。

高校生まで加入していて、自転車でこけて制服が破れた時も保険がおりて助かりましたよ。

メガネって地味に高額ですから、低学年の間だけは加入することをお勧めします。

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次男

眼鏡への地味なあこがれ

僕には3つ年上の兄がおり、兄は常に眼鏡をかけていました。

弟たるもの、兄の真似をしたがる生き物なのでよく眼鏡貸して~なんて言って遊んでいました。

目が良かった僕にとって、兄の目が目をかけるとぼやけて何も見えない状態に。

幼い頃なので、眼鏡ってよく見えるようになるものじゃないの?なんて疑問に思っていました。

僕が目が悪くなった理由

子供の頃目が良かった僕は今や視力も落ち、夜の車の運転やこのようなブログの執筆などのパソコン作業時は眼鏡をかけるようになりました。

普段の生活には全く支障が無いのですが、たぶん少しぼやけていることに慣れているだけだと思います。

僕が目が悪くなった理由としては、間違いなくパソコンやスマホなどの電子機器です。

中学生になってからパソコンで調べものをしたり、アニメを見たりしていましたが、ルールがありました。

1日30分だけ。

今思うとこれは目を悪くする可能性があるから親が決めたものだったんだと思います。

まあ僕はだましだましで30分を守ることは少なかったのですが・・・。

そんなことをしていたせいか、中学二年生あたりから黒板の字が見えにくくなってきて、初めて眼鏡を買ってもらいました。

初めは慣れていないので鬱陶しかったり、長時間着用していると目が疲れて頭が痛くなったりしてましたね。

今ではその時よりも視力は落ちていますが生活には支障が無い程度(と思っている)

もし幼い頃に目が悪くなっていれば、高校の部活動でラグビーをしようという選択をしなかったかも知れません。

母

確かに、スポーツによっては視力が悪いと困ることが多いようやね。

ラグビーみたいに泥まみれになってぶつかるスポーツはコンタクトじゃ面倒なことが多そう。

つまり目が良いということは、

これからの選択肢が増える

ということに繋がると思いますので、親である皆さんはルールの徹底をすべきだと思います。

今や多くのご家庭でタブレットやスマホがあり、子供がYoutubeを見たりしているかと思いますので、より大切なことかと思います。

さいごに

視力が悪いと不便な事が多いです。

私は今近視から老眼への移行中で遠くはメガネ、スマホは裸眼じゃないと見えません。

車は良いんですが、バイクに乗っている時ヘルメットをかぶってからメガネを差し込むんです。

でも、ちょっと道に迷ってスマホで地図を見ようと思っても、グローブを外してメガネを外さなければ見えません。

ほんと、不便。

そこでレーシックってどうなん?と。

長男はまだ若いしパソコンを使う仕事なのでレーシックという選択肢もあるんじゃないかと思いちょっと調べてみました。

今はかなりの人がしているようで、やってよかったと言ってる人が多いです。

長男にレーシックの事を話すと

長男
長男

メガネ別に嫌じゃないねん

と。

メガネ生活が長いからか、もう身体の一部になってるのかと思います。

小児科や歯科のかかりつけ医は皆さんあるようですが、眼科のかかりつけ医があるなんて人はあまりいませんね。

皆さんも視力低下や弱視などを早く見つける為、子供のちょっとした行動をよく観察して少しでも?の部分があれば早めに眼科を受診してあげて下さい。

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