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このブログは 現在57歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。
の後には母親である私の投稿。
の後には息子である僕の投稿です。
こんにちは。
今回は時々「私、子育て向いてない」というつぶやきを見て私の感じた事。
そもそも向き不向きの問題じゃないんじゃないの?の話。
幼稚園の先生や保育園の先生などは、子供が好きと思うからこそ、その仕事に就いていることが多いですよね。
高校卒業後の進路に保育士を選べば、早い人は20歳そこそこで保育士となります。
保育士さんはみんな毎日楽しく子供達と接しているのでしょうか?
好きで選んだ職業だけど、ずっとその気持ちを持ち続けながら働く先生ってどれぐらいいるんでしょうか?
保育園は決められた時間に沿って、自由な子供達相手にたくさんのことをこなしていかなければならない為、子供が好きでもストレスが溜まる仕事よのうです。
保育士さんはいろんな子供と長い時間接しているので、子育てにに対する引き出しをたくさん持っているという意味では、向いているのかな?
子供が大好きで絶対保育士になりたいと思い大学へ進学。
ところが、実習に行き始めた頃からちょっと様子が変わってきたようで
私、子供好きだったはず・・・
私、子供好きじゃなかったんかな?
私、子供苦手かも・・・
私、向いてないから保育士になるの辞める!
と言って、とりあえずは保育士資格は取ったものの、一般企業へ就職しました。
好きなのは赤ちゃんで子供は苦手、その娘さんは、自分が母親になる自信すらなくし、結婚はしても子供はいらないと言っているそうです。
向いている人に比べ、向いていない人に関しては具体的にイメージできます。
- 自分最優先の人
- 相手の立場で物事を考えられない人
- 待つ事が苦手な人
- 我慢できない人
- 薄情な人
こう書き並べてみると、誰しもそんな側面は持っていますよね。
子育てに向いていない人に関しての具体的イメージを母が記してくれましたが、ぜひこの機会に自分を見返してみるのもいいかもしれません。
- 自分最優先の人 → 自分を優先したいなら他に迷惑をかけず優先できる努力をしているか
- 相手の立場で物事を考えられない人 → 自分自身を客観視する機会はあるか
- 待つ事が苦手な人 → 自分が相手を待たせたことはないの?
- 我慢できない人 → 我慢することで得られることは何かを考えたか
- 薄情な人 → 自分の周りから人が離れていないか
以上のように、なぜそうなのか、どうしてそうなったかの過程を客観的に考えてみてください。
そこで気づけないのであれば友人に聞いてみてもいいかもしれません。
自分を客観視できる人はなにかと強いです。
解決するまでの道筋を明確にできる最速の方法が、この客観視だと思います。
向いていないと思っていても、自分が親になった時
仕方ないけど自分最優先をやめる
仕方ないけど、相手の立場で考える
仕方ないけど待つ
仕方ないけど我慢する
結局は、向いていないというよりも、産まれたばかりの泣くことしかできない赤ちゃんを見ると親としての自覚が向いてないけど仕方ないとなるのではないでしょうか。
子育てに向き不向きはないと思っている私がただこの
「薄情な人」に関しては、向いていないと思っています。
たまに
この人、情に薄いなぁ
と感じることはありませんか?
逆に
この人、ほんま情に厚いわ
と感じる人も。
情をあまり感じない人というのは、親としての自覚すら芽生えにくく、情というものが湧かない限りは、子供に対して仕方ないの感情も芽生えません。
なので、もともと薄情な人は子育てには向いていないと思います。
どうしてうまくいかないんだろう・・・
あのときこうしておけばよかった
子育て向いてないんかなぁ
そう思えるのは一生懸命向き合っている証拠だと思います。
何かで後悔する時って、成し遂げたいことがあるから奮起してみたものの失敗してしまった時じゃないですか?
後悔するということは、真剣に取り組んだ証拠であり、真剣に取り組んだからこそ後悔が大きくなるんです。
子育ても同じで、子供のためと思って行動したことが裏目に出てしまったり、思い通りにいかなくてイライラしたり、そのイライラにまた後悔したりと。
すべて子供のことを思っての行動に紐づいています。
それだけでまずは、よく頑張りました!と自分を褒めてもいいんです。
子育てを経験していない僕からすれば、親ってすごい!と節々に思います。
それから後悔して反省して改善をする。
その繰り返しで、気づけば親子で子育てについてのブログをやっているんです(うちの場合は)
なので繰り返しになりますが、子育て向いていないなぁと思っているあなたは、
一生懸命子育てをしている証拠なんです!

初めて親になってから、ずっと子供の事を変わらず可愛く思える人っているのでしょうか?
毎日忙しく、自分の思い通りにもならずイライラする日々でも、結局は子供の為に毎日頑張らざるを得ないパパママ達。
その原動力はやはり子供に対する「情」です。
子育て向いてないと悩まないで欲しいです。
そもそも向いている人なんていません。
みんな悩みながら日々奮闘しています。
子供に対する「情」さえあればそれだけでいいんです。