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このブログは 現在57歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。
の後には母親である私の投稿。
の後には息子である僕の投稿です。
こんにちは。
今回は小学2年生のお子さんがいる皆さん、2学期から始まる算数最初の山場、九九について。
うちの息子達は結構スムーズにクリアできたので、その方法を。
小学2年生でもすでに塾などでクリアしているお子さんが多いようですが、焦る事はありません。
暗記をさせる前に、九九ってどういうものなのか?覚えるととても便利な事だとまず理解させましょう。
子供の好きなものを使って興味を持たせ、説明する事で理解しやすいと思います。
うちの場合長男はLEGOでした。
- LEGOの人形を集める
- 人形を土台パネルに縦5個、横5個並べる (9個×9個あればいいんですが……)
- 人形の数え方を九九を使って教える (にさんがろく、など九九の言い方も教えます)
まず、九九の説明をLEGOでした後、九九が覚えられるまでずっと九九の歌をかけていました。
いろんな歌がありますが、うちが使ってたのは朝日放送のラジオ番組の企画で作られた九九の歌でした。
たぶん、九九の歌を聞いているとLEGOの人形が並んでる映像が頭の中に浮かんでいたんだと思います。
結果、九九はつまづく事なくスムーズに暗記してくれました。
この時、なんと3才下の次男も覚えちゃったんです。 これは一石二鳥!嬉しい誤算、楽できるぅ〜(^^)

そりゃ何百回とBGMで流れてたら嫌でも覚えるがな・・・
そして、次男が小学2年生の夏休み。

九九、覚えてる?

何それ?

覚えて歌ってたやん、22んが4、23んが6とかって歌の………..

あぁ、あの歌、チャーチャチャチャチャッってやつやろ?

それ間奏のリズムやん、そんなんええねん!その前と後やん
えぇ〜っ、マジで、うそ〜(・・;) 次男が覚えてたのは、間奏部分とリズムだけで、ただの歌として覚えてただけでした。
一石二鳥じゃなかったわ(ー ー;)
やっぱり九九がどういうものなのか理解してからじゃないと、歌はただの歌でしかなく意味ないんだと分かりました。
母が、歌は歌でしか覚えてなく意味がないんだと書いていますがそんなことはないですよ。
歌を覚えていたからこそ授業の数式の意味も理解できました。
歌えるぐらい覚えてるため計算する時に九九の歌がつい口に出てしまう時もありましたが…笑
でも無意味じゃなかったで。
間奏のほうが頭には残ってるけどね笑
さて、気を取り直して九九の説明から。
スイーツが大好きな次男はお菓子で説明。
箱に並んだお菓子を九九を使って数えていきました。
次男は甘い物に目がなくて、初めてケーキ屋さんに行った時、ずらっと並んだケーキを前にあれも食べたいこれも食べたいで決めきれず、しばらく悩んで2個買ったらあかん?と言った程。
お誕生日のホールケーキも、切り分けたら瞬時に一番大きいのがどれなのかわかるんです。
不思議でした、まだ言葉もまともに話せない頃からです。
なので、割り算、分数もケーキで覚えたんですよ。
ちょっと余談ですが、次男がまだ3才ぐらいの時。
家族でホテルのバイキングに行ったんです。
お肉、魚、お寿司、パスタからスイーツまで、とにかく大好物がたくさん。 ご機嫌で食べていたんですが、突然シクシク泣き出しました。

どうしたん?お腹痛いの?

まだまだ食べたい物いっぱいあるのに、お腹がいっぱいで食べられへん泣
また、今度来たらいいやんと言って慰めましたが、 かわいそうやら可愛いやらで笑っちゃったけど、本人は至って真剣でした。
九九を覚えたという記憶はなく、特段勉強したという記憶もない。
です。
気がつけばできるようになっていたんです。
今は昔の記憶が曖昧ですが、九九に関しては本当に記憶がありません。
しかし母の記事を見てこうして覚えたんだなと思い出しました。
全部で3ステップです。
母の記事にあった通り、九九の歌をひたすら聞かされてました。
聞かされていたというより日常に流れていた感じ。
特にお出かけの車の中で。
キャンプに行ったり自転車のレースに家族で出たりと、とにかくアウトドアな家庭。
当然車での移動が必須になってきますし、移動時間もすごく長いので、その時間常に九九の歌が流れてました。
そのおかげで九九の本質は理解していなくとも、九九の歌は脳裏に焼き付いていたため、歌えるほどになってました。
ここでは歌を覚えるだけで良いです。
僕の場合は、ケーキ屋さんに行った時に遭遇しました。
僕は甘いものが大好きです。
なのでいろんな種類のケーキの中から一つを選ぶなんでできるわけもありません。

じゃあみんなから一口もらえば家族4人最大4種類も食べれるじゃない!
しかも1人ケーキふたつが承認されれば8種類!
なんて卑しい考えをしてました笑
大事なのはここなんです。
ケーキ1人ひとつだと4人×1つで4種類。
ケーキ1人ふたつだと4人×2つで8種類。
好きなことに対しては無条件で脳がフル稼働するのが子供のいいところ。
なんとなく×(かける)の意味をこういう場面でやんわりと理解していました。
学校の授業では実際にどうしてそうなるのかを教えてくれます。
ここで前述2つのことが活きてきました。
まず数字をケーキで考えます。
そして黒板に書いてある数式と覚えている歌を組み合わせることで、難しい6の段からは不思議とできてしまうんです。
脳に焼き付いているからこそすぐ口に出るし、その意味を理解するとなんだかスッキリ。
高校生の数学なんて日常で使う事ほとんどありませんが、小学生の算数は理解していないと数学には繋がらないし、大人になってからもなんだかんだと使う機会がありますよね。
それだけに、ちゃんと理解させておかなければどこかで必ずつまづきます。
小学生で出会う九九がスムーズに暗記できるかどうかで、算数の好き嫌いが分かれるような気もします。
なかなか合格出来なくて、初めて放課後の居残りを経験したりすると、算数に対して苦手意識が根付いてしまいかねません。
そうならない為にも、ちょっと家族で協力して楽しく暗記できるような環境作りしてあげて下さいね。
ちなみに、日本は9×9までですが、インドは99×99まで、暗記しなければならないそうです。
カレーパワーすごっ(@_@)