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このブログは 現在57歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。
の後には母親である私の投稿。
の後には息子である僕の投稿です。
こんにちは。
今回は良いお母さんとダメなお母さんについて。
今の時代、専業主夫もいらっしゃるかと思いますので、お母さんの部分をお父さんに置き換え読んでいただければと思います。
誰もが、良いお母さんになりたいとか、良いお母さんでいたい、良いお母さんでなければいけない、良いお母さんと言われたいという気持ち、ありますよね。
じゃあ、いったいどんなお母さんが良くて、どんなお母さんだとダメなのか?
皆さんは良いお母さんと聞いて、どんなお母さんが浮かびますか?
- いつも笑顔で子供に接し、怒鳴ることなくちゃんと叱る事ができるお母さん?
- 家事もちゃんとして、子供には手作りのおやつを作るお母さん?
- 上手にほめて子供の長所を伸ばすお母さん?
- 子供が一流大学を卒業し一流企業に勤めてるお母さん?
だとしたら、私は15点ぐらいですかね( ̄▽ ̄;)
ダメなお母さんと聞いて、どんなお母さんが浮かびますか?
- いつもイライラしていて、子供に怒鳴って当たり散らすお母さん?
- 食事は作らず買ってきたものばかりを食卓に出すお母さん?
- 子供の話をちゃんと聞かないお母さん?
- 子供の短所ばかりにフォーカスしてガミガミ言うお母さん?
- 定職につかずフリーターやニートと言われる子供のお母さん?
だとしたら、少なからず心当たりのあるお母さん、多いのではないでしょうか?
このタイトルを見て思ったことは、
良い母やダメな母なんているのか?
です。
母の記した定義を読んでもあまりピンとこず、自分なりに考えました。
親はどんなことがあれど唯一無二の存在
に変わりないんじゃないかなと思います。
いつもニコニコ
厳しくも優しく叱ることができる
子供が反抗することもない
家族みんな仲が良い
家庭がいつも明るい
僕のイメージはそんなハートフルな定義が『良い母』です。
ただ実際、そんな家庭は少ないものです。
だからこそ『良い母』とは難しい。
また、そんな考えを作ったのは大人です。
良い母とは、そんな世間の理想と比べるものではなく、ご自身の子供がどう思っているかで判断するものなのかなと。
誰にとっての良いお母さん、ダメなお母さん、なのでしょうか?
- 学校の先生?
- 近所の人?
- ママ友?
- 勤め先の人?
いいえ、次男も書いてるように自分の子供にとってですよね。
あまり人の評価を気にしないタイプの私でさえ、子育て真っ最中の時は、良いお母さんでいなくちゃとか、こんなことしたらダメなお母さんになっちゃうとか、見えないプレッシャーを感じる時期もありました。
以前、バイト先の若い男の子に聞いたことがあります。
『お母さんって口うるさい?ウザい?イライラする?』と。
『ウザい時もあったけど、歳を取れば取るほど息子はおかんは偉大やとわかってくるんです。そして、結婚して子供を持つと、一段と親のありがたみを感じるんです』と。
もう報われた感MAXですよ、そう思ってもらえたら。
私の場合は、息子達が社会人になるまで「子育てを楽しむ」なんて余裕はなく、次々と降りかかってくる出来事を、キャッチしたり、見逃したり、打ち返したり、最悪デッドボール(-_-;)
何とかやり過ごす事で精一杯だったように思います。
思春期の頃なんて、息子達もストレス溜まってただろうけど、言わせてもらえばこっちも同じかそれ以上のストレス(息子×2人ですしね)です。
だから、許される範囲でストレスを発散できる事、没頭できること、これしてたら癒される〜とか、スッキリする〜的な事、見つけて下さい。
私にはいくつかありましたよ、バイク、推し活、旅行……etc。この辺の話はまた後日。
中でも、何より私の心の支えとなった一つが、我が家のトイレにかかってる相田みつをさんの日めくりカレンダー。
うちには4種類あります。
毎日、夫が朝めくってくれていて、1日に一言、31日分。
独特の書体で書かれている言葉に、勇気をもらい、諭され、励まされる事、多かったんです。
その中のひとつ
あなたの主人公はあなたなんだなぁ
お母さんではあるけども、自分の人生も大切にして欲しいんです。
〇〇ちゃんママなんて呼ばれる期間、案外自分の人生に占める割合って短いんですよ。
子供だけじゃなく、自分自身の事も大切に育てて下さいね。
25歳になった今だからこそ、良い母だなと感じます。
今思えばいろいろ苦労をかけたし、当時親が悩んでたことなんて知ることもなかったです。
なので、良い母かどうかの答えが出るのってすごく先の話ですよね。
自分が親になってからじゃないと分かりません。
前述に述べた、
親はどんなことがあれど唯一無二の存在
について。
世の中には家族仲が良い家庭もあれば、険悪な家庭もあります。
もちろん子供にとって険悪な家庭が良いわけありません。
しかし、反面教師という言葉があるように、険悪な家庭で育つと、このようになりたくないと気付くことができます。
子供が家庭環境を選べるわけではないので、家庭によって辛い経験をせざるをえない場合ですね。
こんなことを書くのは良くないかもですが、これが現実にありうることです。
結果論になってしまいますが、
どんな親であれ、経験と考え方次第で自分にとってはプラスになることもある
ということを言いたかったんです。
理想と比べると現実はかなり見劣りします。
それが理想ってものですから。
叶えられないからこそ理想。
そんなのと比べてしまうとかえってしんどいだけです。
確固たる『自分』に自信を持って行動に移すと、子供には伝わると思います。
伝わっていたかどうかの答え合わせはずいぶん先の話になりますが、その答え合わせができた時、親としての全てが報われる時が来るのではないかと。
そんな僕もまだまだ答え合わせが終わってませんが、これからいろんな答え合わせができると思います。
その一つがこのブログかなー。
こんな風にブログを通して発信させてもらってる私は、決して良いお母さんだったという自信はありません。
でも、今は離れて暮らしている息子達にとって、困った時に無償で助けてくれる便利な?お母さんなんじゃないかな?
先の事が見えなくて、不安になったりイライラしたりの毎日でも、その時その時全力で取り組んでいれば、結果、子供達には良いお母さんとなるんじゃないでしょうか。