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このブログは 現在57歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育て親育てに関して、親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。
の後には母親である私の投稿。
の後には息子である僕の投稿です。
こんにちは。
今回は家づくりの話です。
私、いつ頃からか記憶が定かではないのですが、そう強く思うようになりました。
子育てのゴールは名門高校へ行き一流大学に行き一流企業に入る事?人それぞれです。
でも私達夫婦は
自立する事!だと。
あれこれ試したり悩んだり考えたりしながら子育てしてきたのは、経済的にも精神的にも自立してほしいからです。
とりあえず息子達現在1人暮らしでなんとかやっている様なので今の時点ではゴールというとこですが、この先どうなるかなんて誰もわかりませんよ、息を引き取るその時まで。
「子育てに失敗したわ」なんて悲しいことを言うお母さんがいますが、まだ子供の人生先が長い、それこそ大逆転があるかも知れないのだから。
決めつけないであげてほしいと思います。
家を建てた時、長男は4年生次男は1年生。
子供部屋は必要ないと夫婦の意見は一致しました。
なぜならこの家に一番長く住むのは私達夫婦。
「なんで自分の部屋ないの?」「自分の部屋欲しい〜!」と何度言われた事でしょう。
一応長男が中学2年ぐらいになった時、ロフトを作って小さなスペースですが2人にプライベートな空間は作りました。
精神的に居心地が良い家づくりは大事だけど、
物理的に居心地の良い家は自立の妨げになると。
そして家の設計図が出来てきてびっくり!
お手洗いの照明が人感センサー付き、自動洗浄の便器。
正直、子供部屋はすごく欲しかったです。
中学生にもなれば、恋の一つや二つあったり、友達を家に呼んだりしたいものです。
でも、子供部屋が無いと呼ぶに呼べないし、電話をしたくても聴かれるのが嫌でできない。
とにかく、プライベート空間が欲しかったんです。
特に今の時代、ネットが普及して、中学生でもLINEでやりとりは当たり前だったりします。
また、中学生という難しいお年頃。
僕は、友達関係などを親にバレるのを嫌ってました。
たぶん、反抗期というか、変に恥ずかしかったりとかしてたんでしょう。
自分の友達に、親が絡むのが凄く嫌で、ほっといてくれと思ってましたね。
お邪魔します。
お邪魔しました。
を言うのが当たり前なのですが、それすらも言わなくていいと思ってました。

それはあかんやろ!!!
なので子供部屋がなかった僕は、家に友達を呼ぶことはほとんどありませんでした。

そうなんや、そういう事だったんや(-_-;)

親が友達に注意してるの見るのはなかなか酷なもんよ・・・
「今はほとんどそうです」
と説明されたけど
「いりません!」
近い将来どこのお家もそうなるかもなんですが、まだまだそうじゃないお家もたくさんあります。
自宅が人感センサー自動洗浄だと、お友達の家に行った時にお手洗いの電気を消さない、用を足した後流さないなんて事になりかねないですよ。
不便な時を知ってるからこそ便利になったと感じるもので、初めから便利だとそれは当たり前ってことになるんです。
これは僕的には凄く驚き。
そんなことまで考えていたんだと。
たしかに、自分の家が自動だと、友達の家とかで忘れる可能性は大いにあるなと。
子供の頃は意識して思ったことなくて、電気は手動で付けるのが当たり前だと思ってました。
大人になってから聞くと素晴らしい。
ありがとうございます笑
以前の賃貸から校区は変わらないけれど、小学校から少し遠い所に家を建てました。
学校までの距離が近いのと遠いのとでは歩く距離が違います。
それが毎日。
それが毎月。
そして毎年。
日々の通学で強い体の基礎作りになると思いやや遠めにしました。
ちょっと計算違いだったのは、中学校の通学はギリギリ自転車通学許可区域だった事(-_-;)
近いとも遠いとも思ったことがなかったです。
自転車の通学範囲内だったのでよかったですが、徒歩範囲内であれば、めんどくさがっていたと思います。
隠れて自転車で行ってる自信あります笑

こらっ!!!
ただ、あまりに学校に近すぎると、友達との登下校の楽しさは感じれなかったと思うので、近すぎるのは良くないかなと。
帰りにコンビニでお菓子を食べたり、公園でしゃべったりする時間も、凄く大切なものです。
普通にいけば大学を卒業するのは22才。
だから、

23才になる迄には家を出てね。
と言い続けていました。
社会人になっているであろう年齢をリミットとしてそう話していました。
長男は専門学校を卒業したのが22才だったので、就職のタイミングで春に家を出ました。
次男は高校を出て就職したので自宅から4年通い、春ではなく23才になる2ヶ月前にやっと家を出ました。
ほとんどの家庭は就職先の勤務地の都合や、進学した大学が遠方だといういわば仕方なく家を出る事になるってパターンですよね。
すんなりと家を出てくれたのは、23才迄には家を出なければいけないと心の準備が出来ていたからだと思うし、やっぱり個室がない事で1人暮らしにかなり魅力を感じていたんだと思います。
現在一人暮らし3年目に突入したところ。
皆さんもぜひ、こんな感じで事前に家を出るタイミングを作ることをお勧めします。
やはり実家は居心地が良く、楽なので住み着いてしまいがちになり、ずるずると独り立ちのタイミングが無くなっていきます。
周りの友達にも結構多いです。
唐突に言っても、お金と心の準備もできてないので、事前に伝えておく事は大切です。
将来の話って小っ恥ずかしくてなかなかできないと思います。
なので、高校の進路が決まった時や、成人した時など、何かの区切りに話すのがいいかもしれませんね。
子供の思う【自立】と、親の思う【自立】が一致すれば、自立したくなる家づくりによってスムーズに自立できるのかも…?
他の援助や支配を受けず、自分の力で判断したり身を立てたりすること。
広辞苑より
辞書にはこう記されています。
こう考えると僕は、まだまだ親に頼りがちなところはあるので完璧に自立できているかと言われるとなんとも…
ですが、自立とは、各家庭によって意味が異なってくるものです。
親の数だけ、自立の意味はあります。
しかし、子供の思う自立というのは、案外一致しているのかなと思います。
それは、

ありがとう!期待してるよ!!!
お母さん達の中には「子供が居なくなると寂しい」「旦那と2人なんて無理〜」なんて言ってる人もいますが、それって親の都合。
大きくなっても親にとって子供は子供。
1人でちゃんと食べてるのかな?
病気になったりしてないかな?
いつまでも心配だし居れば賑やかだけど、親が子離れしないと子供は親離れできないんじゃないかと思うんです。
ここはスパッと子離れするべきだと決心しましょう。
子供の為にはまずは子離れから(^^)