【親育てを実感】私が子供たちに育てられた5つの事

親育て

このブログは 現在57歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。

の後には母親である私の投稿。

次男

の後には息子である僕の投稿です。

こんにちは。

今回は私と次男が運営しているブログのタイトルにある「親育て」。

私が実感したの5つは以下です。

  • 我慢できるようになる
  • 待てるようになる
  • こだわりを捨てられるようになる
  • まぁいいかと諦められるようになる
  • 個人を尊重できるようになる

我慢できるようになる

子供が産まれるまでは、何をやるにも自分の都合で動けますが、子供が産まれた途端何もかもが自分の思い通りに事が運ばなくなってしまいます。

このストレスが新米ママパパをどんどん追い詰めていきます。

今までは食事やお風呂も自分のペース。

ところが、食事の最中にギャンギャン泣かれたり、お風呂に入っても、部屋から鳴き声が聞こえてきたら慌てて上がったり。

ひとりで2人の子をお風呂に入れる時なんかは、裸のまま子供達の服を先に着せて自分は湯冷めするなんて事はしょっちゅう。

今思えば、多少泣いてても気にせずお風呂や食事を済ませばよかったんじゃないかと。

でも、それができないんですよね、みんな。

そうして我慢しているうちに慣れていって我慢する事が気にならなくなるんです。

待てるようになる

これに関しては個人差がありますが、私は比較的せっかちな方なので「待つ事」がとても苦手でした。

でも、この「待つ事」は子供の成長を促すには必須なんです。

自分でやってしまえば早く終わる事を、子供に任せてじっと見守りながら待つ事は大切。

そうする事で子供は出来る事が増え、自信をもつようになります。

そう思えばこそ待てるようになるんです。

次男

成長のために子供にさせる間違った例

待つことが子供の成長を促すのに必須との事を母が説明していました。

でもただ待つだけってなかなかできないですよね。

子供が困っていれば手助けしてしまうのが親というもの。

そこをぐっとこらえて見守ってくれてた母には感謝です。

子供のためと思うのであれば見守ることに専念することも大事なのが母の記事より分かります。

こだわりを捨てられる様になる

以前の投稿にも書いているのですが、子育てにおける自分なりのこだわりは誰しもあると思います。

もちろん私もそうでした。

こうでなければならない

こうしなければならない

こうあるべき

このこだわりって、結局は自分を追い込んでいってしまうわけです。

思い通りにいかないことの方が圧倒的に多い子育て、こだわっていたら心がもちません

当時はただ楽になりたいだけで捨てたこだわりだったけど、子供達には良い結果となる事が多かったように思います。

次男
次男

親のこだわりって、親のわがままとも取れてしまうな

まっいいかと諦められるようになる

さっきのこだわりと似た様な事になりますが、まっいいかはもう少し軽め。

日々襲ってくるいろんな事件。

意識していないかもですが、ママパパ達はそれを微妙な裁量で

まっいいか(^^;)

これはあかんわ(-_-;)

この2つの選択を繰り返しています。

私の中でのボーダーラインは人に迷惑がかかるかどうか

です。

自分の中だけの問題ならまっいいかで済ませます。

個人を尊重できる様になる

私は子育て中仕事をガッツリしていなかったので気づかなかったのですが、子供達が大きくなり仕事を始めて気付かされた事。

新人さんに仕事を教える立場になった時、いろんな人がいます。

  • 10言えば10わかる人
  • 10言って5わかる人
  • 10言って2しかわからない人

同じ様に教えても、伝わり方や理解度が違うとちょっとイライラしたり、乱暴な口調になったりする人いますよね。

理解の仕方は人それぞれなのに、少しでも覚えが悪いと露骨にイライラして新人さんに辛く当たったり。

最近、息子ぐらいの年齢34歳独身実家暮らしの男性職員に新しい機械の使い方を教えてもらう機会がありました。

なかなか難しく、私も歳なのかひとつ覚えてはひとつ忘れるって事がちょこちょこ(?_?)

もう、めちゃくちゃイライラされて、しまいには

「何もかも思い通りにいかへんわ」

と、軽くキレられちゃいました(T_T)

その時

子育てなんか思い通りにいかない事ばっかりやのにそんなイライラしてたら、子供育てられへんで〜

と心の中で呟きながら

母

すみません(ー ー;)

と。

子供を持つまでは私もできなかったけど、人それぞれなんだから、同じようにはいかない。

それぞれの個人のタイプに合わせた接し方が大切。

と思える様になったのは、まさに子に育てられたって事です。

次男

個人を尊重しない人に初めて出会ったのがバイト

高校3年間ひたすら部活動のラグビーで忙しかったため、アルバイト経験があまりありませんでした。

唯一高校3年生の部活引退後、2カ月間のみアルバイトをしていました。

そこで出会った社員さんのお話を少し。

単発バイトで出会った社員のお話

部活動を引退してすぐ、日払いのコンビニ弁当工場へ1日だけ単発バイトへ行った時のことです。

周りはパートのおばちゃんばっかり。

高校生は僕しかいない状況で、パートのおばちゃんが丁寧に仕事を教えてくれていました。

その時、社員のリーダーであろう人から、

偉そうな社員
偉そうな社員

グダグダするな!早く仕事しろ!

と怒号が飛び、おばちゃんからごめんねと言われその場を去りました。

仕事を教えてもらっていた途中だったので、その社員さんに続きを教えてほしいとお願いしたところ、

偉そうな社員
偉そうな社員

なんやお前、早く作業に戻れ

と言われました。

高校生の僕は社会のことなんて全く分からないものですから、それを聞いてむちゃくちゃにキレました。

次男
次男

作業させたいならそれ相応の教え方があるんちゃうの?

その態度なんやねん、みんな迷惑してますよ。

しかもさっきから口だけで何もしてないっすやん。

無能なんですか?

母

マジでっ、ヤバつ!何も知らんって無敵やな(^^;)

口の利き方はまあ悪かったと思いますが、思ったことをそのままお届けが僕の性格。

しかも捻くれていますから理論的に問い詰め、正論を並べるのが僕の手法。

そこから言い合いになり最終的に、勝手にしろ!とだけ言い放ってその場を去っていきました。

パートのおばちゃんからは、

おばちゃん
おばちゃん

よくぞ言ってくれた!ありがとう!

となぜだか感謝されました。

母

そりゃおばちゃん達スッキリしたやろな(^^)

この経験があってから、人に物事を教える時の態度や言動、人それぞれ個人差があることなど改めて考えるようになりました。

母

ここ大事!

個人を尊重することは、自分自身の価値や自身を高めることにも繋がるんです。

そんな経験を何度もしていくうちに、こう思えるのは両親がこういう考え方だったのが始まりなんだなぁと実感することが多く感謝しています。

子育てと同時に親育て、それがまた子育てに繋がり今があります。

さいごに

一括りに言えませんが、やはり子供を持っている人と子供がいない人では、いろんな場面でのイライラハードルが違うと思います。

それは、努力したというよりも必要に迫られた結果

子育ての経験がそのハードルをグッと下げている要因です。

親育てとはよく言ったもんで、3姉妹末っ子でわがまま放題に育った私。

子供を持たずにこの歳になっていたら、わがままな大人のままだったと思います。

息子達が生まれた事で、とりあえずは人並みの感覚をもった普通の大人に育ててもらえました。

ありがとう、息子達。

次男
次男

こちらこそ、ありがとう!!

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