目次
このブログは 現在57歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。
の後には母親である私の投稿。
の後には息子である僕の投稿です。
こんにちは。
今回はとても安心で楽だけど、ちょっと考えて欲しい里帰り出産のメリットデメリットの話。
私の知り合いの実例を挙げて、ホントにメリットの方が多いのかを、ちょっと考えてみて下さい。
・特に初めての出産は不安がつきもの、実家の母がそばに居てくれるだけで心強い。
・赤ちゃんは昼も夜もありません、寝不足になりがちな新米ママの体力的負担を軽くしてくれる。
・家事を親に任せられるので、赤ちゃんの事だけに集中できる。
・ゆっくりお風呂に入ったり食事をしたりできる。
里帰り期間が短ければ、メリットの部分がとても大きいと思います。
・新米パパのスキルが育たない。
・親子水入らずの時間が持てない。
・実家にいる事で親としての自覚を持つ機会が失われる。
里帰り期間が長くなれば、デメリットの部分によって家族になり損ねる事もあるという私の知り合いの実例を挙げます。
結婚後の住まいは、めちゃくちゃ実家から遠かった訳ではなかったんですが、第一子を妊娠した時に、初めてだし不安もあって里帰り出産を選択した彼女。
彼女の実家でも初めての孫誕生。
おじいちゃんおばあちゃんにとってそりゃ可愛くて仕方なかったようです。
実家で気楽な生活に慣れてしまった彼女、孫と離れたくない祖父母、言い方は変ですが利害が一致したという事で、1ヶ月経ち、3ヶ月経ち、半年経っても全然家に帰らなかったんです。
旦那様は仕事帰りに娘の顔を見に実家に寄ってから自宅に帰る生活。
旦那様の気持ちを聞く機会がなかったので、実際のところはどうだったのかはわかりませんが、早く自宅に帰ってきて3人の生活がしたい、いつになったら帰ってきてくれるのか?と心待ちにしていたはずです。
でも、彼女は実家にいる事で赤ちゃんがいても自由に出掛けたり、生活費もかからないので金銭的にも楽だったようです。
なので、旦那様との本来の自宅に帰る気にならず、ずっとズルズル実家から出られなくなり、結局離婚に至ってしまいました。
この事例からわかる問題点はズバリ
親離れできない子供
子離れできない親
これに尽きると思いませんか?
彼女自身、実家に長くいる事で母親になった自覚をして覚悟を決める事が出来なかったんです。
また、旦那様の方もせっかく生まれてきた娘との時間があまりにも少なく、父親になった自覚、覚悟が育たなかったんじゃないでしょうか。
でも一番の問題は、孫と離れるのが嫌で自宅に帰るよう娘に言わなかった彼女のご両親です。
結局、ずっと居たら?なんて言い出す始末で、この話を聞いた時は呆れてしまいました。
ご両親、自分達が亡くなってからの事、考えなかったのかな?
今は、子離れできない親が多いように思います。

里帰り出産とは、子供にとってどう影響があるのかは今の僕にはわかりません。
生まれてすぐの記憶なんてなかなか覚えている人も少ないでしょうしね。
母がメリットデメリットを書いてくれたため、もし自分が結婚し子供ができることがあれば参考にしたいです。
出産後の負担が少しでも減るのであれば里帰り出産を勧めたいと思いますが、父親としての自覚が遠のかないようにするのは僕自身、男性側の判断で決めないといけませんね。
私自身も第一子の時は実家へ戻り出産しました。
と言っても、当時私の母はフルタイムで働いていたので、結局昼間は1人でしたし母に代わって洗濯などはしていました。
お風呂に入れたりするのは手伝ってもらっていたし、やっぱり精神的な支えにはなっていました。
第二子出産の時は、長男が3歳だった事もあり出産2日前に実家へ帰り出産しましたが、産院を退院した後はすぐ自宅に戻りました。
その方が長男も安心すると思ったし、長男の子育てに夫が活躍してくれていたので、安心して家に戻る決断に至りました。
それに自宅の方が色々勝手も良かったんです。
政府は男性の育休取得を勧めていますが、大きな企業や公務員など以外は、なかなか取りにくい状況だと思います。
女性でもそうですが、育休を取るということは職場のマンパワーがマイナス1人。
職場によっては一人いない場合は誰かがそこをフォローすることになります。
それがわかってるからこそ育休が取りにくいというのが現状なんですね。
第一子の場合は特に里帰り出産のメリットは大きいと思いますが
長くてもひと月ぐらいがベスト
だと思います。
そのひと月間、旦那様が育休を取得できれば、産後はすぐ自宅に戻って、3人家族をスタートさせましょう。
どうして泣いてるの?
どうして寝てくれないの?
いつまで抱っこしてなきゃダメなの?
そんな悩みを夫婦2人で協力しあっていく事で、親としての自覚も芽生え、夫婦の絆も強くなりますよ。