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このブログは 現在57歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。
の後には母親である私の投稿。
の後には息子である僕の投稿です。
こんにちは。
ハロウィンも終わり、いよいよクリスマス。
もうすでにクリスマスプレゼントの準備にかかっているお家もあるんじゃないでしょうか?
今回はいつかこの質問に向き合わなければならないこのテーマで書いていきます。
子供達が小さなうちから
「クリスマスにはいい子にしてたらサンタクロースがプレゼントをくれるよ」
とほとんどの家庭ではそんな夢のある話をします。
例に漏れずうちもそうでした。
事前に欲しいものをリサーチし、クリスマスの朝にこっそり息子達宛のプレゼントをリビングに置いていました。
(うちは枕元に置ける大きさではなかったので)
クリスマスイブに食べたケーキをサンタさんの分と言って取り分けておいて、朝にはそのケーキが食べられているという念入りな演出まで( ̄▽ ̄;)
朝には欲しかったプレゼントとケーキを食べた後のお皿。

サンタさん、ケーキ、食べてくれてるやん!
もう息子達のテンションはMAX。
そりゃそうよね。
なんとか欲しいものを聞き出し、買い出しに行き、それを見つからないようにクロゼットの奥の方に隠して、その上
こんな時間に食べたら体に悪いやん
と思いながら夜中にケーキを食べるんです。
でも、息子達の喜ぶ姿で、そんな苦労なんてチャラになります。

俺が大人になってからはコンビニのスイーツ夜の22時とかに一緒に食べてたやん・・・

……..(@_@;)
11月中頃に欲しいものを手紙に書き、母に渡し、母がポストに入れておくと言われ続けた僕のクリスマス。
今思うと、国際郵便やないかい!と思いますが当時はそんなこともつゆ知らず。
毎年12月25日の朝にプレゼントがあるんです。
そんな年に一度の大イベントに向けて、大人は準備しますが、実は子供も準備するんです。
僕がしていた準備が次の4つ。
- 11月あたりからいい子でいるために積極的なお手伝いをする
- 同時進行で学校の勉強もがんばる
- 今年のケーキは生クリームかチョコクリームかの葛藤
- 過去の悪事にすごく反省
自分で言うのはなんですが、なんてかわいいこと・・・。
でも親から、いい子にしてないとサンタさん来ないよ!と言われていたのでいい子でいるしかないんです。
とにかく、サンタさんの存在は子供にとって、自分を見直すことができる唯一の存在なのかも?と思います。
クリスマス前にはお母さん達の間で「プレゼント何にするの?」「どうやって聞き出すの?」という話題が。
- サンタさんに手紙を書かせる
- 欲しい物を窓から叫ばせる
- 誘導尋問で聞き出す
そんな親の気持ちを一番困らせていたのは、欲しいものが突然変わるというよくある残念な流れ………(ー ー;)
もう買った後やん!
でも、だいたいの家庭は強行突破してました。

お願いしたのんと違うやん!

サンタさん、欲しい物が変わった事分からなかったんやね、忙しいから仕方ないね。
と、なんとかごまかして納得させたと言ってました。
当時周りの子供達が欲しいプレゼントはほぼゲームソフトで、人気の新発売ソフトとなるとなかなかの競争率。
朝早くから並んだり、ネットで探したり、入手するのが大変で皆んな苦労していました。
その点うちの長男はとにかくLEGO好きで、必ずLEGO。
小さいうちは、お兄ちゃんが欲しがる物が欲しいというあるあるで、次男もしばらくLEGOでした。
だから、そこまで入手困難ってわけではありませんでしたが、とにかくかさばるんです、隠すところに苦労しました。
うちは、ケーキを焼いてお誕生日のお祝いはするけどプレゼントを買いません。
誕生日はおじいちゃんや叔母達がプレゼントをくれるので、それでごまかしていました(´∀`)
その分、クリスマスに一番大きなLEGOを奮発。
幼稚園のお友達の中には

サンタさんにプレゼント何をお願いするの?聞いたら「パン」っていうねん、安く上がったわ。
とか

うちの子サンタさんに何お願いする?って聞いたら「イチゴ」やて、楽やわぁ。
と、ほんと子供それぞれ、家庭それぞれだなと思いました。
長男が小学1年生になって初めてのクリスマス。

今日、〇〇ちゃんが
「サンタさんなんかおらへんねんで、ほんまはパパがおもちゃ買って置いてくれてるんやで」
ってゆうてた、ほんまなん?サンタさんっておらへんの?
と。
ついにきた、この質問!
思ったより早いなっ( ̄▽ ̄;)

へぇ~、そうなん?
〇〇ちゃんのおうちはそうなんかな?
うちには来るよ、サンタさん。
だって、うちは貧乏やから、あんなに大きなLEGO買えないやん。

そうやんなぁ。
(そこ、納得するんかい‼)

いてないんちゃう?って信じなくなったらもう来なくなっちゃうかもよ。
その時、長男は納得したのか半信半疑だったのか?
後に長男からこんな話を聞きました。
長男が3才の時のクリスマス、私達夫婦の友人がクリスマスの日にサンタクロースの格好をして突然プレゼントを持って来てくれた事があります。
その事を鮮明に覚えていたようで
うちにサンタさん来たことあるから、絶対いてるんや
と信じていたそうです。
確かにかなりクオリティの高いコスプレでした(^^;)
つい最近長男が

あの車で来たサンタさんって誰やったん?

あれ、本物のサンタさんやで(^^)

……..。
今もうちには毎年サンタさんが来ています。
いつ頃からか、クリスマスの朝には年末ジャンボ宝くじが4枚。

やっぱりサンタさんは夢を運んできてくれる存在なんよ
ちゃんと袋に入って4人分。
不思議なことに、誰かしら300円が当たってるんです(´∀`)
サンタさんに

毎年何枚買うの?
と聞いたら

4枚やで
と。
それなら300円が当たるのはかなりの確率です。
クリスマスの朝、今は別に住んでる息子達にサンタさんがくれたプレゼントの写真を撮って
「今年も我が家にサンタさんがやってきました」
と毎年メールを送ります。
息子達からは

おぉ、今年も来たんや。サンタさんマメやなぁ~。
と返信が。
私は今でも
「うちには本物のサンタクロースが来てたんやで」
と言い続けています。
まぁ、息子達は苦笑いですけどね(^^;)
僕が実際に経験したこの手法。
まあ親が考えたものですが、今思うとよくできていると言いますか、欲しいもののリサーチも簡単です。
では順を追って説明していきます。
10月~11月にかけて欲しいものを紙に書いてもらいます。
郵送するために書かないといけないということは子供でも分かっているので疑うことはなかったです。
これほどまでに簡単で確実なリサーチ法はないと思います。
クリスマスが近くなってきたらこれを言われていました。
不思議と、ほんまに~?とならないんですよねこれが。
まあたしかに一番近くで見られていたんでしょうサンタさんに。
母の記事で説明があった通り、サンタさんのために一切れケーキを置いておくんです。
そして翌朝になるとそのケーキが無くなっていて「ごちそうさまでした」と律儀に置手紙までありました。
ここまでされると信じてしまいます。
てかサンタさん、日本語うまいな・・・
以上が僕がサンタさんを信じるまでの過程です。
一番効果的なのは最後のケーキを残しておくことですかね。
食べてくれてるやん!ってなったのを今でも覚えています。
ちなみに今は、記載した通りで年末ジャンボ1人1枚という大きな夢を持ってきてくれます。
サンタさんどこで買ったんかな?と父親に聞くと、

近所のイオンのとこちゃうか?
いや言うんかい!!!
やっぱり子供達に夢を与えたい気持ちがあるからこそ、クリスマスのイベントって欠かせません。
でも、必ずその日は訪れるんです。
子供からの気まずい質問No.1
サンタさんって本当にいるの?
そんな時皆さんはどう答えますか?
せっかく大切にして来たファンタジー、あっさり
「あっ、バレた?サンタクロースなんていないよ」
なんて言ってしまうのはちょっと切ない気がします。
我が家のように、大人になっても白状せずにいるっていうのもアリだと思います。
今から来るべきその日のために、センスあふれる答えを考えておきましょう。