【幸せのハードル】低い方がいい?

幸せのハードル

このブログは 現在58歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。

の後には母親である私の投稿。

次男

の後には息子である僕の投稿です。

こんにちは。

今回は幸せのハードルについての話。

以前次男となかなかの口論になったんですが、私は断然低い方が良いと思っています。

食べ物

一番わかりやすい例として食べ物です。

例えばお金があっていつも買うお肉は黒毛和牛って人にとっては、黒毛和牛は日常。

でも、普段はオージービーフで国産牛すらなかなか買えない人にとって黒毛和牛は特別な日に食べるお肉。

黒毛和牛の値段は一緒でも、買う人によって日常か特別か違うんです。

それがハードル。

ハードルが高い人に比べて、ハードルが低い人の方が幸せを感じられる食べ物が多いんです。

旅行

今はコロナの影響で旅行もままならないんですが、コロナ前は年に数回旅行へ行っていました。

一人で行ったり友達と行ったり、国内や海外、海外はもっぱら韓国です。

回数をたくさん行きたいので、ちょっとでも少ない予算で行くための努力は惜しみません。

一度韓国のLCC航空会社のセールで韓国へ片道700円往復1400円で行ったこともあります。

争奪戦の中なんとか安いチケットをゲットできた時は、ものすごい達成感と幸福感で満たされます。

普段から、行きたい時に行きたいところへ普通にチケットを取って旅行に行ける人には感じることは出来ないですよね。

おまけの話

友達と大分県へ旅行に行く予定でLCCのチケットを狙い、片道1980円往復3960円でゲットしたんですが、なんと、生まれて初めての経験ですが…

飛行機乗り遅れました( ̄▽ ̄;)

チェックインが2分遅れてしまったんです。

私

なんとかなりませんか?

LCCのCAさん
LCCのCAさん

オンラインで締め切ってるので無理です。

帰りの便はご搭乗いただけます。

私

はぁ?行ってもないのに帰ってこられへんやん。

大人げなかったけど、あまりにも冷たい表情でニコリともせず淡々とした航空会社のお姉さんの言い方にちょっとイラッとしていまいました。

あれこれ考えて、2時間後の福岡行きに乗り夜に大分県のホテルに到着したら

ホテルマン
ホテルマン

この時間からチェックインのお客様がいらっしゃいませんのでお部屋を無料でグレードアップさせていただきました。

と、ありがたいお言葉。

お部屋に通されるとなんと、露天風呂付きの和洋室でした。

友達は

友達
友達

朝はどうなるかと思ったけど、こんな良い部屋に泊まれるなんて。

めちゃラッキー!結果オーライやなぁ。

これもいわばハードル。

しょっちゅう露天風呂付きの部屋に泊まってる人なら、特にテンション上がったりしません。

私達はもうテンション上がりっぱなしで、

私

今度大分きたらまたここに泊まろうね

と、まぁホテル側の思うツボのおばちゃん2人でした(^_^;)

次男

生活水準が高すぎる!!

幸せのハードルが低い方が小さなことでも幸せに感じられる。

たしかにその通りではあるんですが、そう心から思える人ってなかなかいないと僕は思います。

母

なんで?

なぜなら、人間たるもの結局上を見てしまうからです。

しかもそういうところにニーズがあるからこそ、簡単に稼げます!なんてうたい文句に騙される人もいるぐらい。

よく考えてみてください。

お金持ちの話や稼ぐことについてはみんな興味津々ですが、貧乏人の話を聞きたいと思いますか?

正直聞きたいと思わないですよね。

僕だってそうです。

結局上を見てしまうからこそ嫉妬するし、偏見が生まれ、貧乏は幸せじゃないというレッテルに代わるのです。

なぜなら、

生活水準が高いから

僕の会社先輩はよく、残業しないと生きていけないと言います。

本当にそうなのかな?

それなりのいい車に乗って、若くからマイホームを持っていながら。

明らかに生活水準が高くなっていて、幸せのハードルを自分で上げているだけにしか見えなかったんです。

そういう人が蔓延しているからこそなかなか飛び越えられないハードルばかり存在するんでしょうね。

子育て

家庭によっては収入も環境も価値観も違うんですが、

お金があれば解決することは結構あります。

ワンオペ育児で疲れ果ててる人なら、ベビーシッターさんにお願いしてストレス解消一人ショッピング。

料理が苦手な人なら、毎日外食やテイクアウトなど。

自分だけで家事全てをしなくても、人にお任せできる事はお任せする事が可能です。

我が家はごく普通のサラリーマン家庭で、私は扶養範囲内でしか働いていなかった為いろんな節約はマスト。

ベビーシッターさんにお願いした事もなければ、外食だってたまにしか行けなかったんです。

食事やおやつは手作りがほとんど。

家族旅行もほとんどキャンプで、ホテルに泊まったことなど数える程。

でも、それだったからこそ息子達は強い体に育ち、キャンプは大人になった今でも行きたくなるような思い出となったんだと思います。

なんせ根っからのずぼら人間の私、子育てで面倒くさい事はお金で解決できる経済状況だったなら、手抜きしまくりで子供にとっても悪影響を及ぼすことが多かったんじゃないかな(^^;)

経済的レベル

今でこそ少し余裕ができてきましたが、息子達が家を出るまで

  • 旅行はとにかく低予算で。
  • 節約しなければ外食に行けない
  • 疲れていても家事は自分で
  • パートを辞める事は費用の面でまだ難しい

そんな生活だったからこそ病気で寝込んだりなんてできません。

とにかく健康第一

と強く思い、その為の努力や我慢をしていました。

余裕がある生活だったなら食べたい物を食べたいだけ食べて、今ぐらいの年齢ではすでに贅沢病と言われる成人病のオンパレードだったはず。

結局、幸せのハードルって経済的レベルとかなりの相関関係にあるんだと思います。

次男

子供が思う幸せのハードルは無い

上記の通り、僕は裕福とは言えない家庭で育ちました。

でもすごく幸せでした。

家族と何かするのも、貧乏貧乏と言いながらいろんな節約を一緒にしてきたこともあります。

以前の記事で、お年玉でマグロの大トロを食べたなんてことを書きました。

めちゃくちゃ幸せでしたよ笑

その幸せを分かち合いたいから両親や兄弟、いとこや叔父叔母、おじいちゃんおばあちゃんに自分の分をあげていました。

母

大トロが日常の人には感じる事が出来ない幸せやんなぁ(^^)

そう考えれるのは貧乏だからこそなのかなと思います。

親として子供には苦労かけたくないと思い、父はお金を稼ぐために毎日残業、母は子供が喜ぶからとおもちゃや外食など頻繫に買い与えたり出かけたり。

まあそういう家庭であればそれが幸せになっているのが子供のいいところとも言えますが、それだけではないということ。

それがどんな形であれ子供からすれば、家族で過ごす時間がなによりの幸せなんじゃないかな。

つまり子供にとって幸せのハードルは無いに等しいと思います。

母

ハードルが無いというより、ハードルと感じないってことなんじゃないかな?

さいごに

大きな声で言えることではないんですが

貧乏バンザイ!

なんです。

貧乏といってもかなりの幅はありますが、左うちわで暮らせるほど裕福ではないぐらいの貧乏。

お金がないからこその工夫や努力、一生懸命考えて実行し結果が出た時の達成感。

世の中にはびっくりするようなお金持ちもいてどんな生活しているのかなんて分かりませんが、少なくとも幸せのハードルが低い分、私の方が幸せ感じる事が多いと思います。

次男が書いているように、子供にとって大人が思うようなハードルは関係ないのかなと思いました。

子供にとってハードルがあるとしたら、家族みんなが心穏やかに暮らせる日々。

毎日豪華な食事、旅行にもしょっちゅう行けるけど、頻繫に両親がけんかをしている家庭の子供にとっては大トロもリゾートホテルの宿泊も日常であって、笑いの絶えない家庭こそがハードルなんです。

小さな事で幸せを感じられる人生を過ごせている私はとても恵まれてます。

なんでもそうですが人と比べないで下さい。

私が尊敬する相田みつをさんのカレンダーにもありました。

しあわせはいつもじぶんのこころがきめる

こころを元気にしてくれるこの言葉、納得!

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