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このブログは 現在58歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。
母
の後には母親である私の投稿。
次男
の後には息子である僕の投稿です。
母
こんにちは。
今回はうちの息子達の頃は高校入学でスマホデビューだったのに、最近って小学生なの?の話。
4月から新年度になるので今は携帯各社はスマホデビュー割や学割など顧客獲得合戦を繰り広げています。
今日、夫の携帯の契約で某キャリアショップに行ったんですが平日だったせいか思っていたよりスムーズに。
全然お客さんいてないけどスマホデビューってそんなに多くないんかな?
と思って携帯ショップのお姉さんに聞くと

土日はかなり先まで予約が詰まっていて飛込みのお客様はお断りしているんです。
と。

うちの息子達の頃は高校入学のお祝いでスマホだったけど、今って中学校入学?
と聞くと

今は小学校高学年からの人が多いです。
学童保育がなくなるから放課後の遊びの約束をLINEでするみたいで、LINEしていない子は急な集合場所の変更に対応できないらしくって。
へぇ〜、びっくり〜
総務省の発表している携帯電話普及率のデータ表が次のとおり

上の表は携帯電話全部のデータですが、その中でスマホの個人保有率は69.3%。
少子化なのにこのデータは低年齢化がよくわかりますね。
自分専用の端末として子供が持っているデバイスの種類と所有率。(2020年9月〜10月に1100組に調査)

小中学生の利用しているサービス

コロナによるオンライン授業など、急に学校内でデジタル化が進んだので、これらの数字は今現在ではもっと増えているんだと思います。
中学生になると勉強にもスマホを活用していますね。
小学生~高校生までのスマホアンケート結果

このアンケートはある自治体の結果ですが、子供自身は悪いところもちゃんと理解しているんだなと思いました。
次男
今回の記事の内容はよく母と話すことが多いんです。
僕が中学生の時はスマホが出てきてすぐの頃だったので、ほとんど普及してなかったんです。
ほとんどがガラケーでした。
ただガラケーはみんな持っていて、習い事の連絡用という名目で持たせてもらっていた友達が多くいましたが、そのほとんどが制限なしで友達とメールしていました。
そんな周りの友達を見て、僕も欲しい!と思うことは子供の性というもの。
ただ以前の記事にもある通り、母はルールをブラさないことが大切!という考えがあり、高校入学と同時に初めて自由に使えるスマホを手にしました。
たしかにみんなが持っているからという理由で買い与えるのは僕自身も納得ができません。
当時のみんなというのは、『多くが』という意味であり、持っていない子もいました。
しかし今の時代、みんなというのは『ほぼ』なんだと思います。

高校生はほぼやと思うけど、中学生ってほぼじゃないんじゃないかな?
今と昔では、みんなが持っているからという言葉の重みが違うような気がしますね。
母
先程のデータよりも身近な生の声を聞いてみたくて、この4月から中学校に上がる娘ちゃんがいる友人3人にスマホデビューの話を聞いてみました。
●小学校2年生からキッズ携帯デビュー
(習い事を始めたので送迎の為)
●先日自分用スマホデビュー
(小学校高学年から買って欲しいと言われていたけど、今まで我慢させていた)
●今現在何も持たせていない
(YouTube見るのが主なのでAndroid TVで済む)
●中学校入学で持たせる予定は今の所ない
(親の携帯で友達とLINEしてる)
●現在個人用は持たせていない
(家に兄妹共用のタブレットがある)
●中学校入学で持たせる予定は今の所ない
(今後も兄妹共用のタブレットでいいと思う)
自分専用スマホを持たせていなくても、やはり何かしらのツールで友達と繋がる事はマストなんだなと改めて思いました。
どこのお家でも初めてスマホを買う時にいろんなルールを決めています。
時間やフィルターなど携帯各社でも子供達を守る為のプランがちゃんとあるようです。
でも、一番大切なのは
親が決めたルールを子供だけじゃなく親も守る事
子供がしつこく言うから時間を伸ばしたり、課金やアプリも面倒くさいからとよく調べずにパスワードを入れたりと、せっかく決めたルールを破りがちなのは親の方なんです。
ルールは親がブレずに守る!
そうでなければルール決めをする意味がありません。
ぜひこちらも読んでみてください。
次男
子供にいざスマホを持たせようと思って調べている方は多いんじゃないでしょうか。
その時大切なのが子供の見守り機能について。
料金も大切ではあるんですが、一番重視する点はやはり見守り機能かと思います。
見守り機能にはさまざまな種類があるのですが、代表的かつ重視すべき機能は下記の4点。
- フィルタリング機能・アクセス制限機能
- 位置情報確認サービス
- 利用アプリ制限
- 利用時間制限機能
軽く紹介していきます。
子供にとって不適切なサイトへのアクセスを自動でブロックしてくれるサービスです。
子供のスマホのGPS位置情報を確認したい時にいつでも確認できるサービスです。
保護者の許可なくインストールできなくする機能です。
お子さんがスマートフォンを利用できる時間帯や、一日当たりの利用時間の上限を設定できる機能です。
各社いろんな機能があり、中には子供用のSIMがあったりと子供に焦点を当てている会社もあるぐらい世間で注目されていることなんです。
どこがいいのかわからない!という方や、調べてもどれも同じに見えるという方がいると思いますので、また記事にしたいと思います。
母
今の時代って私が子育てしている時とは想像できないほどの面倒な事がたくさんある様に思います。
スマホもその一つ。
みんなが持っているから買ってあげなければかわいそうと思って買ってあげる?
防犯上必要だと考えて買う?
目的によって決めるルールは違ってくるんじゃないでしょうか?
理由は何にしろ、スマホがきっかけでたくさんの犯罪が起こっている事は確かです。
ニュースで胸がギュッと締め付けられる様な悲惨な事件を見る度に
なんでこんなことになったの?
親は携帯をチェックしてなかったの?
と思ってしまいます。
さっき書いていた私の友人達はみんなしょっちゅう子供の見ているYouTube動画や検索履歴、LINEのやり取りをチェックしていると言ってました。
面倒くさくても、小中学生のうちはそれだけでもきっちりするべきです。
子供自身も親に見られている事が普通である事に慣れている方が良いですよね。
早くに持たせる事が悪いとは言いませんが、親側の責任も重くなる事をちゃんと理解した上で上手に活用して欲しいと思います。