【子供の将来のために】食事の食べ方について、押さえるべきポイントとマナー

食事のマナーを教える親

このブログは 現在57歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。

の後には母親である私の投稿。

次男

の後には息子である僕の投稿です。

次男

こんにちは。

今回は軽視されがちだけどすごく大切な食事のマナーについて。

注意したら子供が怒るから言わないようになった、とか、注意しても治らないという考えだけで見逃していいことではない理由を説明します。

はじめに

お箸の持ち方や、食べ方は幼い頃に癖づくとなかなか治らないものです。

いい歳してお箸の持ち方が変だったり、食べ方が汚いと人間関係に支障をきたす可能性もあります。

また、どんな教育されたんだろう?と疑問になることもあります。

まさに親が試されるところですよね。

なのでいかに子供の頃に正しい方法を身に付かせるかが大切だということです。

ここで言うマナーとは、フランス料理など特別なものではなく、日常生活での食事のマナーです。

食事のマナーが大切な理由3つ

食事のマナーがなぜ大切か。

もちろん行儀として当たり前なことではあるんですが、行儀という言葉だけでまとめれるものではないんです。

僕が思う3つの理由が下記の通りです。

客観視される機会が最も多い

遊んだ後の片付けや掃除、つまり整理整頓。

帰ってすぐに手洗い、うがいの衛生管理。

宿題をしっかりする学習意欲。

どれも大切なことではありますが、他人に見られることってなかなかありませんよね。

綺麗に食事をするマナー。

これは他人に見られる機会がすごく多いと思います。

例えば、家族でお出かけした時や学校の給食、また友人宅へ遊びに行くとご飯食べていってねーなんて機会もあります。

その時にいただきますを言わなかったり、お茶碗にご飯粒が残っていたり、また好きじゃないものは食べずに残したり。

見ていて気持ちいいものではありませんね。

また、大人になれば接待の場であったり、会社の飲み会など礼儀行儀が顕著に表れる場面がたくさんあります。

皆が気にしているかと聞かれると、そういうわけではないと思いますが、見てる人は見てますよ。

親の育て方が顕著に出る

親の顔が見てみたいわ!

なんてセリフよく聞くと思います。

いい意味で使われることがないのは明白ですね。

でも人間なのでそう思ったこと、少なからず一回はみなさんあるんじゃないでしょうか。

上記に少し書きましたが、自分の子供が友人を家に呼んだ時に、ご飯食べて帰り~なんて言って一緒にご飯を食べることになった時。

もしその友人の食べ方が汚かったり、いただきますごちそうさまでしたを言わなかったりしたとき、ちょっと気になりますよね。

どんな育て方してるんやろう?なんて疑問に思うと思います。

母

小学校の時、同じ班の女の子の食べ方が汚くて、

「勉強できてもあんなに食べ方汚かったら人としてあかんやろ。」

ってめっちゃ言ってたな。

見出しの通り、親の育て方が顕著に出るんです。

自分の子供がよその家でそのように思われるのは誰もが嫌です。

感謝の気持ちを大切にできる

いただきます!

ごちそうさまでした!

これを言えるのはすごく大切なことです。

僕の印象では最近の若い人たちは口にしない人が多いですね。

僕は大切なことだと思うので食事の始めと終わりには絶対に言うようにしています。

子供の時に親からよく言われていてそこまで意味を理解していなかったのですが、大人になって思うと当たり前に食事できていることに感謝するようになりました。

それも、子供の頃厳しく言ってくれた親に感謝です。

これを理解できると、その他の行動にも感謝の気持ちを忘れないように心がけることが身につくので一石二鳥ですね。

我が家では小さい頃から食事の時のマナーに関しては、結構うるさく言っていました。

もちろん、三つ子の魂百までの言葉があるように、はじめが肝心です。

  • お箸の持ち方
  • 背もたれにもたれて食べない
  • 左手はテーブルの上
  • 肘をついて食べない
  • お茶碗のご飯粒は一粒も残さない
  • おまけ

お箸の持ち方

一番繰り返し教えたのはお箸の持ち方。

たまにイケメンアイドルが食レポしている時に、ちらっと見えたお箸の持ち方が残念だった時

顔だけでここまで来たんやな

なんて、ちょっと評価が下がってしまう事ってありませんか?

私が子供達に正しいお箸の持ち方を教えるときに使っていたアイテムは次の2つです。

公文の三角鉛筆

お箸を持つ前にお絵描き用にこの三角鉛筆を使わせていました。

お箸を上手に持つには、まず鉛筆を正しく持てるようにするのが近道です。

その為にこのちょっと太めの三角鉛筆がとても役に立ちました。

鉛筆を握るようにお箸を握って、そこにもう1本のお箸をさしこむとスムーズに正しい形になります。

六角形のお箸

初めてのお箸は重要です。

ここですんなりいかないと、子供がお箸を嫌がるようになってしまいがちです。

おすすめは短めの六角形です。

プレゼントで頂いた、正しくお箸が持てるように指を入れる丸い輪っかがついてるお箸を持たせてみたところ

次男
次男

食べにくい!

と言って、それっきり使うことはありませんでした。

三角鉛筆を使っていたからなのか、六角形のお箸もすんなり使っていました。

もたれて食べない

うちはダイニングテーブルで食事をしていました。

畳に正座で食事をしているご家庭ではありえないことですが、椅子に背もたれがついているともたれかかってしまうんですよ。

もたれて食事をすると、こぼした時にテーブルの上ではなく服や床に落ちてしまいます。

左手はテーブルの上

これはなかなか定着しませんでした。

目の前でお茶碗やお皿に利き手じゃないほうの手を添えずに下におろしていると

母

左手出して‼

と何度も何度も言いましたね。

肘をついて食べない

外食に行くと結構な確率で大人が肘をついて食べている場面を見ます。

きっと日常生活で親が肘をついて食べている環境に育った人は気にならないんだと思いますが、私はとても不快に感じるんです。

なので、子供達にもうるさく言っていました。

お茶碗のご飯粒は残さない

子供の友達がうちでご飯を食べた時、結構な確率でいました。

お茶碗に10粒ほど残っている状態でごちそうさまをしちゃいます。

私自身もうるさく言われて育ってきたので、お茶碗にご飯粒が残っている光景はすごく残念です。

みんなの命いただきます

みんなの命ごちそうさま

農業に携わるようになってから余計に、お米一粒の大切さを感じています。

おまけ

皆さんはご飯の時テレビはつけていますか?

うちはご飯時に見たいアニメがあったりする時はつけていたんですが、あまりにもテレビに夢中になって食事がおろそかになる事が多くなってからしばらく消すようになりました。

母

録画してご飯終わってからゆっくり見ればいいやん

息子達
息子達

ちゃんとご飯食べるから

と約束していても、つい見入ってしまうんです。

いつものパターン、無言でテレビを消すと

あっ、ヤバっ

という顔をしてご飯を済ませていました。

次男

さいごに

ここまででいかに食事のマナーを子供の頃に教えておくことが大事か分かっていただけたでしょうか。

大人になってから、子供の頃についた癖ってなかなか直らないものです。

僕自身大切だと思っていることから、

  • 米粒を残さない
  • いただきます、ごちそうさまでしたを言える
  • お箸の持ち方

以下の三点をどうしても見てしまうんです。

すごく性格が良くて、容姿端麗、礼儀正しい、相性がいい、そんな女性に出会ったとしてもこの三点がダメなら幻滅してしまいます・・・。

僕的には、食事を当たり前に食べれない人は他のことも疎かであろうと思ってます。

当たり前のことを当たり前にすることはなかなか難しいことですが、親のちょっとした教育で子供の未来が変わるかもしれないと思うと、言ってみる価値はあるんじゃないでしょうか。

また、自分を見直すきっかけにもなるかも?

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