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このブログは 現在57歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。
の後には母親である私の投稿。
の後には息子である僕の投稿です。
こんにちは。
今回は以前にも少し触れましたが、長男はバイト三昧次男は部活三昧の高校生活。
その2人が社会人になった今、高校生活の違いがどのように影響したのか?の話。
長男は専門学校に進学したのでその期間もバイト三昧でした。
長男は恥ずかしながら?高校生活を4年しておりました( ̄▽ ̄;)
高校1年生を2回したんです。
2回目の1年生からバイト生活が始まりました。
近所のホームセンターへ、週末と平日1日だけ。
夏休みや冬休み、春休みにはまとめてバイト。
高校生の間、バイト先はずっとこのホームセンターだけでした。
初めてのバイト先が人間関係も良く働きやすい環境でよかったです。
専門学校に進学してからも、バイトをしてました。
その専門学校は2年間だったのですが、なんと、またまた?2年生に進級できず、1年生を2回。
もうさぁ、1年生は2回せなあかんのかいなって感じです。
専門学校の留年って、2回目の1年間は落とした単位の分だけを取って無事2年生に上がれるシステム。
長男は週1日だけ通う1年となります。
この時に私は

自分で行きたいって言ったくせに留年ってなんやねん!もう辞めてしまえ!!
と。
でも、夫は長男と話をして

本人は続けたいって言ってるから、続けさせる事にした。
そのかわり1年間の学費は自分でバイトして払ってもらう事にしたわ。
夫がそう言うなら仕方ない。
学費は1年間約100万円。
ここからバイトバイトバイトの生活に突入するわけです。
飲食店、ガソリンスタンド、配達補助、派遣で魚探工場…、数え切れないほどのバイトをしていました。
元々長男はあまりコミュニケーションが得意じゃない事が心配の種でした。
バイト先での人間関係が上手くいかず2ヶ月程で辞めた所も。
社会に出た時にコミニケーション能力が何より重要。
見守ることしかできなかった私自身も、ひたすら辛抱の1年となりました。
でも、この鬼バイト生活、色んな業界の経験や人間関係で金銭的なもの以上の貴重な経験になったんです。
就活の時には自分の苦手分野が明確に分かっていました。
また、私が一番心配していた就職後の人間関係に関しても、自分なりに円滑にいくような術を身につけていたようです。
前にも書いた様に次男はラグビー 部。
土日も休みなしだったので、アルバイトは出来ません。

年間10日くらいしか休み無かったんちゃうかな~
毎日朝早くから夜遅くまで、食べて動いて食べて動いて、まるでお相撲さん?みたいな生活。
一応勉強もしていた様ですが( ̄▽ ̄;)
怪我も多く、指の爪脱臼は2度、手術もしています。
中学生から歯の矯正もしていて、装置も付けていたので、歯医者と整形外科の通院も時間を見つけて続けてしました。
矯正の装置のせいで口がちゃんと閉まらず顧問の先生から

何ヘラヘラ笑ってるんや‼️
と理不尽に怒られたり( ̄▽ ̄;)
3年生からはキャプテンになったり、県のメンバーに入ったりと、自分のチームだけではなく他校での合同練習などにも参加したりととにかく忙しい様子でした。
特にキャプテンになってからは、試合中はもちろん練習の時もチームをまとめる為に相当試行錯誤していました。
就職が決まって部活も引退した後、単発派遣で1日バイトをして、3ヶ月程近所の回転寿司屋さんでバイトと少しですがバイトも経験しました。

派遣のおばちゃん達って、社員にひどい扱いされててムカついた。
と言ってめちゃくちゃ怒ってました。
高校3年間は繰り返すことができない大切な時間なのは大人になってから分かるものですよね。
まずバイトと部活のメリットのみ軽く説明します。
・若い時から社会経験ができる
・学校とは違うコミュニティに参加できる
・お金があるので贅沢ができる
・集団行動のため、協調性、親和性が高まる
・目標に向けて努力することを学べる
・忍耐力を鍛えられる
・現社会においては、高卒としての就職に最も有利
これを見て正直どちらがいいのかと聞かれると、どっちもどっち。
ここからは僕なりの意見を述べさせていただきます。
結論としては見出しの通り。
理由を説明していきます。
中学校にも部活があったりするのですが、高校の部活が一番力を注いでいると思います。
近畿大会や全国大会などの目標に向けて毎日しんどい練習をコツコツ積み重ねて行くんです。
僕の人生で一番しんどかったことは、この部活動です。
でも逆に、人生で一番頑張ったことも部活動なんです。
- 勝って嬉しかった記憶も
- 訳のわからない理不尽な怒られ方をして腹が立ったのも
- 負けて悔しい思い出も
- 仲間というものを認識できたのも
すべてこの部活動で学びました。
この『喜怒哀楽』をしっかりと表現、学習できたのは一生に一度の経験じゃないかなと僕は思います。
僕はキャプテンを経験しました。
県の代表にも選出されました。
それだけ頑張ってきた成果だと今では思います。
ここで学んだことは
努力は報われる
という単純明快なことです。
よく耳にする言葉ですが、実際その経験をした人って実は少ない気がします。
何か目標に向けて死に物狂いで取り組むことで結果が付いてくることがなによりも自分の自信になるんです。
もちろん部活動でしか経験できない事ではありませんが、僕の場合は部活動でした。
見出しの通り、引退してからバイトをすれば両方経験することができます。
バイトの期間は短くなりますが、経験しておいて損はないですね。
余談ですが、部活を引退しバイトを始め、初めて手にした大金は嬉しさのあまり一瞬でなくなりました笑
今までそんなお金使えなかったものですから・・・
もしあなたのお子さんが部活かバイトで悩んでらっしゃるのでしたら、僕なりの意見ですが部活を勧めてほしいと思っています。
バイトにもメリットはもちろんありますが、大学生になってからもバイトはできます。

私もそう思う(^^)
仲間と切磋琢磨し目標に向けて全力で行動することができるのは高校生活だけだと思います。
それが子供のこれからに強く影響していくのは間違いありません。
高校生活でしか経験できない貴重なこの経験は自分の財産にもなり得るのです。
バイトVS部活をテーマにうちの息子達のケースを書きました。
結局のところその子のタイプによって大きく違うんじゃないかと思います。
うちの息子達の場合、それぞれがバッチリ合致したんです。
長男はバイト三昧で得た事が社会人になってからのいろいろな場面で役に立っていると実感する事が多いのは事実です。
コミニケーションが苦手だったのに、今では会社でプレゼンしたりするようです。
次男においてはわりと飽き性だったし、末っ子特有の我慢できないタイプだったはず。
顧問にボロカス言われても、グッとこらえたり、吐くほど食べさせられたり、人の上に立って仕切ることが得意じゃなかったはずなのに、キャプテンを務めたりと、部活で得た事がやはり社会人となってから役立っているんです。
たらればの話になりますが、長男が部活三昧だったら自分の向き不向きもわからないまま就職していた可能性は大いにあり、転職を繰り返していたかもしれません。
反対に次男がバイト三昧の高校生ならば、間違いなく今の会社へ就職出来なかったでしょう。
なぜなら、ラグビー 部キャプテンという事が採用の大きな要因だったからです。
働く事は生きる事。
どんな経験が社会人となってから役立つかなんてわかりませんよね。
だからこそ、若いうちに良い事も悪い事もたくさん経験し、生きていく為の引き出しをたくさん作る機会が必要です。