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このブログは 現在57歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。
の後には母親である私の投稿。
の後には息子である僕の投稿です。
こんにちは。
前回熟年離婚について書きましたが、今回は離婚のいろいろなパターンの話。
ブログを始めてからよく見るようになったTwitter。
離婚を考え始めてから離婚を決断するまでの心の過程を呟いてるのを目にして、その家庭内の状況があまりにもひどいなぁと感じ、
さっさと離婚した方がいい
なんてコメント送ったりはしないけど、腹が立ったり、子供達辛いだろうななどと考えたりしちゃいます。
思ってたよりも離婚について考えている主婦が多いことも少し驚きました。
不思議とパパさん側が離婚についてつぶやいているのは見かけません(^^;)

た、たしかに・・・笑
私の周りにいる離婚に向き合う主婦のパターン4人を例に挙げて書いていきます。
- 離婚した人
- 離婚を考えている人
- 不満はあっても離婚しないと決めている人
- 離婚しなかった人
こちらの投稿に詳しく書いてます。
これは熟年離婚の投稿の時に書いた友人。
専業主婦だったけど、モラハラ夫に思い切って見切りをつけ、今は経済的には苦しくても心が豊かな生活を送っています。
ほんとに離婚して良かったと言ってます。
今、高1長男、中2次男、小6長女の3人の子供がいるのですが、ちょっとした事で暴言吐きまくりの夫。
2年程前に手を出され子供達を置いて一度は家を出ました。
ところが思春期の男の子2人が学校に行かなかったり、問題を起こしたり、学校から連絡を受けるのは母親。
結局、また家に戻ることになってしまいました。
そのママ、6年程前から家庭の事をいろいろ相談してきていました。
正直当時から
子供達に悪い影響を及ぼすタイプの父親やな
という印象だったのです。
思春期に突入した長男は、父親と同じ様に暴言を吐き、続いて次男も。
みんながそうではないかもですが、悪い見本を常に見ている環境に育つと、暴言や暴力に対してのハードルが低いように思います。

結局子供は身近な環境に慣れてしまうから、親の行動は顕著に子供に出てしまうような気がする
彼女には、
安定した仕事について離婚した方がいいよ。
とアドバイスをして、いま、そのキャリアを積み重ね中です。
近いうちに離婚するでしょう。
この友人の旦那さんは、もう15年ほど前から不倫中。
不倫し始めの頃にすぐバレて、旦那さんの両親も交えて、不倫相手とは別れると約束したんですが、ずっと続いている訳です。
別れたと言いながら不倫関係が続いている事を彼女が知った頃はとても悩んで苦しんでいました。
会社経営で、子供達は私立に通い別荘もある様な恵まれたお家。

子供達はまだ学生だし、今、離婚すると言っても学校が転校になるのが嫌だという理由で、私については来てくれないと思う。
それに、今から仕事を探して働いてもこの生活レベルを維持する事は無理だし。
と、言ってつらくしんどい時期を乗り越えて今に至ります。
始めの頃の様な嫉妬心は消えて、彼女自身の気持ちは軽くなっているし、離婚しなかったからこそ金銭的に豊かな生活が出来ているので楽だそう。
実際、子供達が社会人になった今、旦那さんが好き勝手することで自分も自由にできるからと、旅行やショッピング、外食などコロナ以前はいつも忙しそうでした。
それに

私が離婚したら不倫相手と再婚すると思う。
それはしゃくにさわるから離婚は絶対しないわ。
とも。
それも一つの選択。
よくお家にお邪魔するんですが、夫婦仲も悪くなく、よく話をしている2人を見て、ちょっと不思議。
私が何も知らないと思っている旦那さんは気軽に話しかけてきます。
普通に話はしますが、この不倫ヤロウ!とはらわたは煮え繰り返ってるんです私(>_<)
ひとつ気になるのは、まだ未婚だけど立派な大人の娘ちゃんが全てを知った時、自分の父親がずっと不倫していて、それを知りながら経済的理由で離婚しないと決めた母親をどう思うのかって事。
ここで言う経済的理由とは、ギリギリの生活ができるレベルではなく、「贅沢したい欲望」。
離婚してしまえば、旅行やショッピング、外食もままならなくなってしまいます。
これはズバリ私の両親です。
私は、3歳上の長女、2歳上の次女、私の3人姉妹。
私が中学3年生の時、離婚話しが出たんです。
当時の私はやっぱり子供でしたから、原因は何かははっきりわからないのですが、今思えば夫婦お互いが思いやりを持てなくなってしまった結果なんじゃないかなと。
母親から
「パパと離婚したらどっちと暮らす?」
という質問に、当時19歳の姉が
「私ら3人でマンション借りるから、お金全部出して」
と言ったところ、母親は
私についてくると言うとでも思っていたようで、意外な答えに迷い始め、結果的に離婚話はなくなりました。
多分経済的にも私たち姉妹の生活費を全部捻出する事が難しかったというのもあったと思います。
それでも、父親が亡くなるまで両親の不仲が解消される事はなく、あの時離婚して、父も母ももっといい人と出会って再婚してれば、2人共それぞれ幸せな人生を送れたんじゃないかと強く思います。
今回の記事をみてまず思ったことは奥さんはいろんなことを考えているんだなと。
その中での育児って考えると、想像もできないような苦労があることが分かりました。
うちは夫婦喧嘩もなかったので離婚なんて想像したことがなくてなかなか理解に苦しむ事例ばかり。
唯一うちの祖父母はたしかに仲が悪かったなぁと思います。
せっかく家に遊びに行って、親戚一同集まっている時に言い合いみたいなのがあったので子供ながらに
そんな怒らんでもいいやん・・・
と思っていたのをよく覚えています。
いちいち言い方に棘があったり、話が終わったのにぐちぐち言ったりで、こういうのが溜まっていって離婚に繋がるんですね。
僕も気を付けないと・・・。
子供がどう思っているかも気になりますよね。
今度友人に話を聞いて、子供の気持ちをまとめたいなぁ。
結局のところ、離婚を決断する時には当たり前だけどお金が重要。
心の豊かさと経済的豊かさを天秤にかけ、プラス子供達の事を考慮し、離婚するのかしないのかを決めるようです。
今は社会保障なども充実していて、シングルマザーには手厚いんです。
真面目に働くことができれば、食べるのにも困る様なことにはなりません。
実家に頼る事ができる方はなおさらです。
簡単に言うと
「贅沢できないぐらいなら離婚しない」
「贅沢できないけど、心豊かに暮らしたい」
の選択なんです。
離婚といっても人それぞれですね。
今、離婚を考えてる方がこのブログを読んでいるのなら、自分はどっちを重要と思うのかをちょっと考えてみてください。
あの時離婚していたら?
あの時離婚していなかったら?
たらればの話をすればキリがない。
大切なのは、自分の選択に後悔しない事です。

今回は親サイドでの話ですが、子供サイドの意見も後日記事にしたいと思います