【頑張った食育、惨敗】子どもの心に残る食育とは?

このブログは 現在57歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育て親育てに関して、親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。

の後には母親である私の投稿。

次男

の後には息子である僕の投稿です。

こんにちは。

今回は私が子育てする中で、特に力を入れていた食育についてです。

あんなに頑張ったのに、息子達にはあまり届いてなかったのかな?

妊婦で覚醒

なによりも健康であってこそ、仕事もプライベートでも充実した日々を送れますよね。

使いきれないお金があっても、買う事ができないのは健康。

私がそれに気付いたのは長男の妊娠が分かってからです。

私が食べる物で体の全部が作られていくんだと思うと、自分が口にする物、ちゃんと選択していかなきゃいけない事に気付いたんです。

遅っ!

ですよね。( ̄▽ ̄;)

妊婦さんあるあるですが、体重が増えすぎて病院の先生に怒られた経験、あるんじゃないですか?

食事バランスに気をつけ、苦手な物でも身体のため、赤ちゃんため頑張って食べました。

食べ過ぎにも注意した結果、私は第一子の妊婦としては、体重コントロールが完璧で優秀だったんです。

2人目の時は……ひどいもんでした(^^;)

出産したら、思いっきり食べたい物食べるぞーっと思っていました。

ところが、出産してからは質の良い母乳を飲ませる為、妊娠中よりも厳しい制限が待っていました。

今も実行されてる方いらっしゃるのでしょうか?

桶谷式母乳育児法

先に出産を経験した姉からもらった一冊の本。

食育に目覚めた私にはやるしかない!と思える内容でした。

1歳3ヶ月まで、3時間毎に質の良い母乳をあげて元気な子に育てる。

夜中も寝ぼけながら目覚ましをかけて、母乳をやり続けるんです。

子供も寝ているけど、不思議としっかり飲むんですよ。

1年3ヶ月頑張れば、健康な身体になるというならやるしかない!ですよね。

そのおかげで健康な子供になったの?と聞かれるとちょっと困りますが、やり遂げられたことが自分にとってすごくプラスでした。

母乳は完璧なバランス栄養食?なので、母乳期間が終わってからが本当の食育の始まりです。

次男

3時間おきに母乳をあげる桶谷式母乳育児法。

初耳です。

多分一回くらいは聞いたことあるような気はしますが覚えてません。

今聞くと、

ありがとう母。お疲れさん。

と言えますが、当時の記憶なんて皆無です。

おかげさまで健康です!と声を大にして言えませんが、今の頑丈な体があるのはこのおかげなんですかね。

良いか悪いかは分からずとも、今こうして健康に生きているということは悪いことではなかったということでしょう。

もし僕が結婚して子供が出来た時には、妻が知らなければ勧めると思います。

母

勧めるのは反対!かなり過酷やから….

母の記事を見たことでその大変さも分かったので、未来の妻をできるだけサポートすることもできます。

知らないままではお互いサポートし合えませんしね。

まずは絵本

離乳食から嫌がらずにいろんな味を食べてくれていたので、好き嫌いはあまりありませんでした。

そんな頃、桶谷式の先生から

中学生にもなると、自分で勝手に買って食べたりするんだから、小さいうちはしっかり選んで食べさせなさい。

子供も選んで食べる子に育てなさい。

と、一冊の絵本をいただきました。

今みたいに「食育」なんて言葉は広まっていなくて、後から

あっ、こういうの、食育って言うんだ

って理解したぐらい。

鮮やかな色使いで、体に必要な栄養素が色分けしてあり、それぞれの役目などが、子供にも分かりやすく楽しく描写されています。

毎晩寝る前に絵本を読んでいた中で、息子達は結構お気に入りの絵本でした。

そのうち続編も出版され、そちらもお気に入り。

その2冊、クタクタになるぐらい読んだんです。 

普段の食事の時も、「これは血を作るんや」とか言ってた息子達。

そのおかげかどうかは分かりませんが、アレルギーは多少あるものの、内科的病院にお世話になる事があまりなかったんです。

食育の成果?と、ちょっと嬉しかった、食育が定着したぁ〜と思っていたのに……(ー ー;)

次男

親によく読み聞かせてもらった栄養素をパロディ化し、何を元に何ができるかを描いた絵本。

不思議なくらいに覚えています。

赤と緑と黄色の三つに大きく分けられた栄養素と共に体の中を探検するユーモラスなお話です。

そのおかげで子供の頃は、

この食べ物はこの色だから血を作るんだ

とよく思ってたのを覚えています。

ちなみに学校の授業でも体を作る栄養素については勉強していましたが、そちらの記憶は全く無し。

しかしこの絵本に関しては、相当読み聞かせてもらったし、内容も楽しかったのでしょう。

やはり楽しいことじゃないと頭に残らないとはこのことですね。

ライバルはジャンクフード

そりゃ、私も嫌いではないし、むしろたまに食べたくなります。

テレビのCMやアニメキャラクターとのコラボなど、子供心をくすぐる戦略を次々に展開してくるので

息子達
息子達

行きたい!食べたい!

と、なる訳です。

我慢ばかりさせるのは良くないので、たまにご褒美的な感じで食べに行ったりはしました。

自分のお小遣いで買い食いが出来るようになると、その頻度は爆発的に上がり、もう親の知る範囲では無くなりました。

次男
次男

初めてコンビニの便利さに気づいたときやな

なので、自宅で食事をする夕食は、バランスよくを心がけて作りました。

次男

どうしてあんなに食べたいと思ってたのでしょうか。

コンビニのジャンクフード。

家のご飯も美味しいのになぜか行きたくなる。

外食。

これに関しては興味本位とたまにしかないという贅沢の二つだけで気持ちが動いていたと思います。

人間ないものねだりです。

毎日外食だと、手料理が食べたくなり、

毎日手料理だと、外食やジャンクフードが食べたくなる。

親

そんなに家のご飯は嫌いなの?

と思うお母さんはたくさんいると思いますが、そういうわけではないので安心してください。

美味しい美味しくない関係なく、この『たまに』というのが欲しくなるだけです。

また自分のお小遣いで買い食いできるようになると親の知らないところでの食育(笑)が始まります。

欲望のままの食育。

自分的には素敵だけど親的には絶望的。

だからこそ自宅で食事する時はバランス良くを心掛けていた母に拍手。

母

ありがと~

是非みなさんも考えてみてください。

一人暮らしで崩壊

家を出て一人暮らしをするに当たり、やはり1番の気がかりは食事の事です。

今は自炊をしなくても、コンビニやスーパーでなんでも手に入る時代です。

あれだけ力を入れていた食育の成果が試されるっ!

まぁ、金銭的にも大変だし、忙しくて時間もないのは分かるけど、ちょっと太り過ぎじゃない?

明らかに偏った食生活、自堕落な習慣、飲酒の結果?定着してなかった………..

食育、残念ながら惨敗です(T_T)

次男

そりゃ一人暮らしを始めると食べたいものを好きなだけ食べてしまいます。

おかげさまでたくましい体になりました笑

母

「たくましい体」じゃなくて、「だらしない体」やん

食育惨敗!と母は思っているようです。

そんな母に一言。

僕

健康やで、今は

あの絵本のおかげか、バランスのいいご飯のおかげかは分かりませんが、健康診断で引っかかることも無く、病気にも今のところかかってません。

風邪なんていつから引いてないんだろうか。

それぐらい健康なので、子供のころの体づくりは成功じゃない?

かと言って油断は禁物!と怒られそうですね。

母

その通り!

なんだか今回の記事は自分を見直す記事になってしまいました。

改めて見直すと今の自分の生活習慣が良くないことは明白です。

良い機会になりました。

昔の話だけどなんだか記憶の片隅に残っている絵本。

今度実家帰った時にでも見ようかな。

母

まだ絵本あるよ(^^)

改めて栄養について学ぶのも悪くないかなと思いました。

でもどうせ次の日にラーメンとか食べに行ってそうなんですけどね。

母

行くんか~い!!!

母さん、食育は失敗なのかも…。

さいごに

私、今すぐにでも20代半ばを過ぎた息子達に、大好きだった食育絵本を読み聞かせしてやりたい気持ちです(´∀`)

若いうちはごまかしが効くけれど、日々の習慣が体に及ぼす影響って怖いものなんです。

生活習慣病

誰がつけたのか素晴らしい病名( ̄▽ ̄;)

なかなか一人暮らしでは難しいのかな?

日々の小さな体調不良がある時は、食生活の見直しを。

記憶の片隅に、絵本の内容がちょっとでも残っているのなら、少しずつでいいから食べる物に気をつけて欲しいです。

栄養士のお嫁さんでもいれば一発解決なんですがね。

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