目次
このブログは 現在58歳母である私と25歳次男である僕とで、これまでの子育てに関して親の立場で考えたことが子供の立場ではどうだったのか?親として伝えたかったことが伝わってたのか?などをやり取りしてます。
の後には母親である私の投稿。
の後には息子である僕の投稿です。
こんにちは。
今回は人見知りについての話。
大人だけではなく小さな子でも、人見知りをしない子の方が得な事が多いように思います。
愛想の良い赤ちゃんを見ただけでたくさんの人が笑顔になりますよね。
機嫌が悪いわけじゃなくても、人見知りが故にあいさつできない子がいます。
こんにちはを知らないわけじゃなく、人見知りで言えないだけなんです。
人見知りの人はそうじゃない人に比べて損をしているように思います。
例えば、営業職やお客さん商売などは第一印象が大きく左右する仕事ですよね。
その点を考えると、やっぱり人見知りだと損なのかなと思います。
ただ、人見知りの人って初対面の時にちょっとぎこちない感じでも、付き合いが長くなって一度心を開いてくれたらとても情に厚い人という印象もあるので、付き合いが長くなれば一概に損しているとは言えないかもなんですけどね。
人見知りする理由としては、
防衛本能が働き警戒心が出てしまう
というのが第一にあります。
しかしそれだけではなく、同じくらい相手に近づきたいという思いから、
どうすれば近づけるのか考える
という2つの思いが葛藤しているんだと思います。
つまり、喋れなかったり、あいさつが返せなかったりするのは一番に相手に対してどうすればいいか考えている時間というわけです。
私が息子達を育てながら、人見知りをしない子にするにはこうしたら良いかもと実践していた事は次の4つです。
小さな頃は夫や私の友人家族の家に遊びに行ったり、旅行やキャンプに行ったりしていました。
親戚、祖父母、叔父、叔母、いとこなどの家にもよく行かせてもらいました。
普段子供達とよく顔を合わせるのは主にお母さんですが、家族ぐるみとなるとお友達の兄弟姉妹やお父さんとも出会うことになります。
友達のお父さんの存在って、家族ぐるみのお付き合いをするまでは知る機会がなかったりするので、他の家庭と自分の家庭の違いも分かるいい機会でもあります。
習い事を探す時、家の近くではなく少し遠い所を選んでいました。
送迎が大変ですが、時間が許すのならぜひそうして欲しいです。
なぜなら習い事は、学校のメンバーとは違うコミュニティに入れる絶好の機会なんです。
以前の投稿で詳しく書いていますのでこちらの記事を読んでみてください。
ミニ四駆やベイブレード、遊戯王カードゲームやポケモンカードゲームなど、子供同士で対戦するイベントによく出掛けていました。
全く知らない子供同士でも、好きな事が同じって言うだけですぐ打ち解けたりするんです。
どんなパーツ付けてるの?
このカード持ってる?
これとこれ交換してほしいねん。
など、あれこれ気を使わない子供同士だと、そんなやり取りもスムーズです。
今はたくさんの子育て支援策があり、お住まいの地域にはほとんど児童館や子育て支援センターなどがあります。
そういう集まりにぜひ参加して欲しいんです。
一度に複数の親子と出会えるので情報交換の場にもなり、子育ての悩みを気軽に話せる同世代の知り合いもできます。
人見知りにならない子育てのポイント4つについて子供としての意見及び、注意点についてです。
人見知りになっちゃダメだから頑張らないと!
という意気込みは良いのですが、それが空回りして逆効果になってしまっては意味が無いので、是非ともポイント4つと合わせてご覧ください。
大人より理解力のない子供は状況を把握するのに時間がかかります。
あいさつひとつでもいろんな考えが頭の中をぐるぐるするものです。
人によって、その速さは違いますので、あそこの子はすぐにあいさつの返事するのになんでうちの子はすぐ出ないんだろうと比較するのは間違いです。
うまくいかない日があっても、まずはその場では何も言わないであげてください。
その場ではなく一度家に帰って落ち着いてからでもいいので、その不安を取り除いてあげましょう。
まずは子どもがどういう気持ちを抱いているのかを聞き、理解してあげることで、子どもの不安は和らぎますし、また同じような場面に出会ったとき、早めに対処できます。
人見知りを克服させたいあまり、子供に対して注意する行為は良くありません。
子供自身も考えていることを忘れないようにしてください。
この一言で悪化する可能性もあるので、②の不安を取り除いてあげることに重きを置き、何が不安だったのかの状況把握を親がしてあげること。
子供自身がダメなことだと思って焦ってしまっては意味がありませんからね。
次男が3歳の時、地域のサークルに参加していたんです。
みんな初対面、あみだくじでリーダーを決める事になったんですが、幸か不幸か大当たり私がリーダーをすることに(・・;)
そのサークルの中に次男と同じ年の娘ちゃんがいる人見知りのお母さんがいました。
初めの頃は親も子供もなかなか輪に入るきっかけが掴めなかったようですが、回を重ねるごとにだんだんと心を開いてくれました。
サークル最後の日にそのママが

私人見知りやから、初めはちょっとしんどかったけどすごく楽しかったわ、本当にありがとう。
と言ってくれたんです。
きっとそのママはありがとうの一言を私に言う事にも精一杯の勇気が必要だったはず。
そして

誰とでも普通に話せる〇〇さんが羨ましいわ。
とも言ってくれました。

えぇ〜っ、羨ましいなんて言われたん初めて〜、ありがとう〜。
と、めちゃくちゃ嬉しかったのでもう20年以上も前の事なのにすごく覚えているんです。
私は市が主催する韓国語講座に5年程通っています。
毎年、ぎりぎりの受講人数で何とか続いてきた韓国語講座。
今年、新しい生徒さんが8人も増えて
韓国ブーム再来やんかぁ〜(*’▽’)
これで講座がなくなる心配なくなったわ。
と名簿を見ていると、サークルで人見知りだった娘ちゃんの名前が。
初めの授業で顔を合わせ、その娘ちゃんの自己紹介をする様子を見ていると、とても明るくハキハキとしていたので
もしかしたら同姓同名の別人?
なんて思いました。
気になりながらもなかなか聞く機会がなく、5回目ぐらいの時に席が隣になったので思い切って聞いてみました。

〇〇さんっていくつ?

25です
年齢で確信、次男の同級生のあの人見知りの娘ちゃんでした。

おばちゃんの事覚えてる?次男君のお母さん。

あっあああ〜っ、覚えてますぅ〜!!!

お母さん元気?

はい、元気です。ずっと韓国ドラマ見てるけど(´∀`)

そう!いやぁ、会いたいわぁ、よろしく伝えてね。
サークルの頃、初めはお母さんの影に隠れてなかなか輪に入れない人見知りておとなしい印象だったのに、明るくいい娘さんになっていました。
あのサークルで私を羨ましいなと思った事で、お母さんがこのまま人見知りじゃいけないと意識し子育てしてきた結果こんなに感じのいい娘さんに育ったのかな?と勝手にポジティブに捉えてしまいました( ̄▽ ̄;)
私の狙い通り?息子達は人見知りをしません。
たくさんの人と出会う機会を作るためにいろんな事を試した結果なのか?
生まれもった性格なのか?
どっちなのかは不明ですが、私が意識してきた4つの事は少なくともマイナスにはなっていないと思います。
私自身は人見知りをしないタイプですが夫はどちらかと言うと人見知りタイプ。
私の血が強かったのかなぁ( ̄▽ ̄;)

激濃なんよね・・・
練習というのもちょっと変ですが、小さな頃から知らない人ばかりの中に放り込む回数が多ければ多いほど、その事に恐怖感を持たなくなっていきます。
慣れていくんですよ、慣れが大切です。
良いか悪いか、得か損か白黒つけることはできませんが、私は人見知りじゃないからこそ得した事が多い人生です。